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うなぎの刺身。

どこで食べたか定かでは
ないけれど味は覚えている。

白く透き通って蒲焼の時の
脂はどこにいったのか、と
いうほど淡泊だった。


嚥下し酒を飲み、ようやく
香りが上がってこれはうなぎ
かもしれないと思う。

今ではぐっとうなぎの値も
上がって、そんな珍な料理
を出す店も少なくなったで
しょう。

蒲焼のほうがおいしいですから。



イギリス料理でうなぎの
ゼリー寄せがある。


テレビで見たのは骨ごと
ぶつに切って煮てという
もので、酢をかけて食べる。

全体に灰色がかりなかなか
箸をつけるのに勇気が要り
そうだった。

彼らに蒸して焼いて食べた
らおいしいですよと教えて
あげたいが、イギリスでも
現在はさほどポピュラーじゃ
ないらしい。



東京新宿の思い出横丁に
うなぎ専門の居酒屋がある。

カウンターだけの小さな店
で、長年の脂が電灯の笠に
堆積し鍾乳洞のように垂れ
下がっている。


ここは串に刺した身や肝の
ほか、えり焼きといううなぎ
の頭、首回りの肉を出す。

ごりごりとしてほろ苦くて
おうなのエッセンスがぐっ
と詰まり焼酎に合います。


背と腹と尾のひれ七尾分を
串にくるくる巻いたひれ焼き
がとろりとしておいしい。

おすすめいたします。