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かけうどんというものは
中年にとって、なかなか
注文に勇気が必要なものです。


昨晩、あまりの風の寒さに
熱いうどん食べたく近所の
店へ入る。

夕飯前のおやつなんだけど
やはり食券を買う際、ちょ
っと躊躇する。


券を渡すと店員さんが
「かけ一丁」と言い、
その口ぶりがやさしい。

隣の客が私をちらと見る。

右も左もごぼ天やかき揚げ
を載せた客で、やっぱり具
入りにしとけばよかったか。


来たうどんは青ねぎと
ワカメが載っている。

普段冷たくあしらっている
ワカメが頼もしく、大事に
食べました。



東京に暮らしていた時は
もっぱらそばで、立ち食い
でかけを頼むのは恥ずかし
くなかった。

同じ麺類なのに、なぜうどん
に限って心細くなるのか。


色かな。

そばは褐色で、関東のは
汁も黒っぽい。

うどんは白く、福岡は汁が
澄み、ネギを散らしても
簡素、あるいは寒貧とした
雰囲気になる。

しかしながら、これが
冷たいざるうどんになると
ちっとも寂しくないのが
不思議なとこであります。