【謹告】
この文には種明かしが
含まれています。
これから「GODZILLA」
をご覧になる方は見終わって
から読んでください。
まいった。
予告編も見ずテレビCMにも
目を逸らし、できる限り情報
を遠ざけハリウッド版ゴジラ
に臨んだのですが、あまりに
あんまりな出来で腹も立たない。
記録映画風のオープニングは
上出来で、でかい怪獣がこれ
から大暴れするのだと胸は
高鳴り、しかしこれが映画の
クライマックスでありました。
入った映画館がダメだった
のか、元の映像がそうなのか
とにかく絵のヌケが悪くて
もんわりしている。
さらに夜のシーンが多く、
しかも監督のギャレス・
エドワーズは徹底した焦らし
戦術を用いるから怪獣が
ほとんど見えない。
怪獣映画で怪獣を見せない
なんてことがあっていいのか。
取って付けたドラマもうつろ
な役者たちも問題ではなく、
ただ一点、怪獣を見せてくれ
さえすれば満足なのに隠すのは
映画を使った新しい嫌がらせで
あります。
一説によればコンピューター
グラフィックスを使った怪獣は
日中のシーンだと現在の技術を
もってしても安っぽくなるそう
で、それを嫌いギャレスは焦らし
とチラ見せに徹したのではないか
と言われる。
しかしこれは技術という
より性根の問題で、主役
たる怪獣をきっちり見せ
ない映画を作った監督の
人格を疑う。
まったくおすすめいたしません。
