ニューヨークの国際貿易ビルを
綱渡りした男のドキュメンタリー
映画「マン・オン・ワイヤー」を
見た。
フィリップ・プティは十七歳
の頃、新聞でビルが建設中で
あることを知り、世界一高い
ツインタワーを綱渡りしたい
と思ったそうで、そこから独り
で技術を習得した。
渡れるから渡るんでなく
渡れないけど渡りたいから
渡ろうってのがすごい。
綱渡りのハウツーや歴史は
一切なし。
ツインタワーに無許可潜入し
機材を設置して渡るまでを
関係者と本人のインタビュー
で構成しており当時のフィルム
は拍子抜けするほど少ない。
1トン近い道具をバレない
ように屋上まで運ぶのに四人、
途中で一人逃亡したから三人
で綱を張る。
準備が完了できただけでも
奇跡なのにフィリップさんは
地上411メートルに渡した
綱の上に約四十五分滞在、
八往復した。跪いたり横に
なったりした。
高い所を命綱なしに渡る
技術と精神について知り
たかったが、本人は飯を
食べたり眠ったりするのと
同じように綱渡りするから
説明できない。
おすすめいたします。
ぜひご覧ください。
