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ファミレスで朝食をとる。


セットにつくゆで玉子は
三回に一回剥くと薄皮が
へばりつく。

今朝は白身がやわらかく
ほとんど総身にあのいやな
皮がまとわりついた。


食べる前からまずいと分かる
玉子は憂鬱で、だからといって
捨て置く訳にもいかず一口目
から残務処理の心持ちでぱくり。


あんなに薄いのに相当な
異物感がある。

すっと白身に歯が通らず
噛んでも粘り強く己が存在
を主張しどうにもなりません。


薄皮だけ集め蒸すなり炒めるなり
して皿に山盛りしたら日本一の
嫌な料理になるでしょう。



薄皮の正式名称は卵殻膜と
いって内と外の二種類があり
それぞれ六層と三層構造に
なっているらしい。

食べづらいわけです。


戦国時代から傷の治療に使われ
美肌効果があり、さらには最近
の研究で肝機能障害を改善する
可能性まで出てきた。

世の中に無駄なものはない
という証拠で、すこし気分
が明るくなってきました。