昨晩の九時に博多を出た
バスは昼前に新宿へ到着。
十四時間の旅でした。
振動で目が覚めると知らない
部屋にいて、テレビにテロップ
が出ているがぼやけて読めない。
ベッドで身を硬くして揺れが
収まるのを待つが一向に止む
気配はなく冷たい諦念がやって
きたとこで目を覚ました。
座席がタイヤに近いせいか
ひどく揺れてだからそんな
いやな夢を見たのです。
東京は曇りです。
地下鉄に乗って浅草に
来ましたが相変わらず
人出がすごい。
人のいないところを選んで
歩いていると寿司屋の軒先
に猫がいた。
すばらしく姿勢が良くて
道行くひとの顔を一人ずつ
確認するように見る。
浅草寺で線香の煙を頭に
浴びてお詣りを済ませると
年の頃七十と見ゆる爺が
賽銭箱に硬貨をダンクショット。
わざわざジャンプして
叩きつける。
私の鬼視線がなければ
「ヒャッホ~」と歓声を
上げそうな勢いで、くる
くるパーに年齢は関係ない
との意を強くしました。

