福岡呆然日記-image004.jpg

また東京に行きます。
ことしはこれで四回目。

青春18きっぷが始まるのは
二十日からなのでしかたなく
深夜バスを使う。


夜十時に福岡を出て新宿着
が朝十時。

客同士の肩が当たりそうな
きつきつ座席だから飲食も
むずかしいし車内は暗いから
読書携帯は不可。

カーテンの外は山とガード
レールとトラック。

許されるのは寝るか考える
かのふたつ、枕が変わって
も安眠できない私はひたすら
朝が来るのを待つ。


こういう時、ろくなことは
考えない。

前回はスマートフォンを
いじり続けるバカヤングに
どんな罰を与えるか考えた。

闇の中四角く画面が明滅して、
読みたくなんかないのにメール
の中身が目に入る。

電波が一切遮断された鉛の
小部屋に閉じ込めてやろう
か、いやそれとも送信した
文章が全て「尻」と変換
される携帯にしてやろうか。

先方からのメールは受信できる
んだけどこっちから送っても
届かないってのはどうだろう。

何度送ってもだめで
そのうち疑心暗鬼になる。


精神衛生のためにも飛行機で
行くほうがいいかもしれません。