深夜ケーブルテレビで映画
を観た。
「スウィングガールズ」です。
東北の女子高生たちが
ビックバンドを結成しコンクール
に出る話。
のんきで元気な作品。
観るのは二度目だけど
困りました。
いったん離れた仲間が楽器
を持って戻ってくる。
ラスト、女子が楽器を演奏する姿。
自然に涙がこぼれて困る。
泣く時って予備運動がある
はずでおでこが熱くなり、
鼻奥がつーんとして、よう
やく涙のお出ましとなる。
今回はイントロなし。
見る、泣くが直結で気付く
間もなく滴れている。
つつー、と。
鼻血に近い。
演奏する楽しみ、面映ゆさ、
誇りが全員から伝わり
見れば見るほど滴れる。
昨日は友達と
「私が子供だった頃」を見た。
NHKの人物ドキュメンタリー
ですが、作りが一風変わっ
ている。
各界著名人のインタビュー
の間に再現ドラマが挿入
されて、これが番組に奥行
を与えてます。
今回はジミー大西。
芸人から画家になり、今は
マルタ共和国で個展の準備
をしている。
この人は子供時分、親が
不安を覚えるほど口を利か
なかったらしい。
で、頭にかなぶん乗せて
学校の屋根から飛んだり、ひとりで椅子を担いだり
していた。
周りは引きます。
絵が好きで答案用紙に答え
を書かず、裏になにか描く。
隣席の女の子がそれを見、
彼といっしょに遊ぶように
なる。
ジミーさんはその子が好きになる。
授業中、「好き」と叫び、
本人より周囲が驚いた。
ふたりでたくさん遊び、
その女の子は夏休みの終り
に亡くなる。
マルタのジミーさんは今でも
「死ぬ」という意味が判ら
ない、と言う。
取材が来る前の夜、その子
の夢をみたらしい。
サボテンを切り取り、肖像画
を描いて、裏には彼女あて
の手紙。
もういけない、と思う。
隣の友達は無言で画面に見入る。
泣いたら最後だからベランダ
に出て煙草を吸う。
終わったか、と部屋に戻れ
ばジミーさんが絵手紙を
海に流している。
涙腺を力の限り絞ったはず
なのに、隙間からぽろぽろ
こぼれる。
[ 映画テレビ ] 08/08/25 (