ここんとこ福岡の天気
ひどいです。
冷たい雨がびたびた降り
陰気なことおびただしい。
だから正月から映画ばかり
見ている。
昨日は「カルメン故郷に帰る」
六十年前に作られた国産初
の総天然色映画です。
暮れに亡くなられた高峰
秀子さんが主役、家出した
ストリッパーが里帰る話で
喜劇、と思うのだけどなに
かおかしい。
赤青黄色の衣裳で野原を
歌って踊るシーンと交互して
傷痍軍人の元教師が、主人
公の父が肩を落とし泣いて
いる。
陽がさんさんと照ったかと
思えば雨が降りを繰り返し
精神衛生によくない。
はっきり高峰さんのアイドル
ムービーなんだから全編秀子
で行けばいいのにしないの
は教育的見地からからか。
楽しいばかりではいけない
みたいな。
クライマックスは村人の前での
ストリップ。
今ではそんな格好で道歩い
てるお嬢さん珍しくないけ
れど、戦争が終わって五年
の当時は最高にエロかったと
思う。
それまで高峰秀子といえば
成瀬巳喜男の映画でしか知
らなかったから、その薄着
は眩しく、見てはいけない
ものを見た気がしました。
[ 映画テレビ ] 11/01/09 (日) 1