小学生のころ、漫画の通信
教育を受けていた。
教材を受け取りぱらばら
めくっただけですがこっち
が想像してたのとずいぶん
違う。
読めばたちまちかっこよく
スラスラと漫画が描けるもんだ
と思えば枠線の引き方とか
烏口の使用法とかめんどく
さいことばかり。
それを我慢しても次は筋を
ふさわしいキャラを考えなく
てはならないし、さらに
実際紙の上に描かなくては
ならぬ。
挙句原稿を出版社に持ち込
んだり新人賞に応募したり
めんどくさいを通り越して
面倒臭い。
通学の行き帰り気になる
ものを見かけた。
○○漫画新聞、と中くらい
の看板が駐車場の脇に立っ
ていて、住所と電話番号、
切手を送れば試読紙を送る
とある。
聞いたことない新聞だし
看板の絵はセコだし、これは
楽にデビューできるかと問い
合わせてみたらすぐサンプル
が来た。
A4のカレンダーに使うような
光沢紙を二つ折りにした
その新聞は「漫画」と銘打ち
ながら私が知ったそれとは
まったく違う。
いわゆる政治風刺のひとコマ
漫画ばかり。
このジャンルは法律でもある
かのように1センチ1ミリ
面白くないんですが、この
新聞も同様で、ならば絵柄
はどうかといえば当時の
小学生が見てもほこりっぽ
かった。
ある日編集部から電話が
きて私が子供と知って喜び
しばらく新聞をただで送っ
てくれました。
[ 本 ] 10/05/22 (