本日はビックマック。

これでマクドナルド生活は
ひとまずおしまい、感慨
無量であります。


二十三日間の最後を締め
括るにふさわしい食べ方は
ないか。

フィナーレっていうと舞台に
役者全員が並んでお辞儀
してるイメージがあるから豚、魚、卵、鳥をビックマックに搭載
した満漢全席バーガーを考案
するも、まずそうなので止めにした。






小さい頃マックといえば
ビックマックで、三月に一度
くらい父が土産に買って
くれました。


休みの日、昼に近い朝
母はオーブンで温めたビックに
レタス、トマト、玉葱、ピクルスを
はさみ大皿に盛って出す。

マヨネーズ、ケチャップ、マスタード
は各自の好みで。

これがうまかったです。


再加熱でバンズはさっくり
肉は余分な脂が切れ、野菜
は歯ざわりよく、ちょっと
したご馳走でした。

たまにしか食べられないの
もよかったんでしょう。





なので最後はビックマックに
しようと決めていた。

お供はフライポテトM。


先日、生あったかいやつに
当たったから勇気を奮い
注文する。

「揚げたてを下さい」と。


フライヤーを一瞥し、
「はい揚げたてですよ」と
言う店員。

品物を受け取り、客席に
移動中つまみ食いすれば
熱くねえです。

俺が求めるのは、熟睡中
口に突っ込まれたら叫びを
あげ布団から飛び出すよう
な危険温度ポテトであって
これは赤ちゃんに与えても
安心なほどぬるい。



マック生活中、満足な温度
の食べ物に出会ったのは
サラダとフルーリー、バーガーでは
初日のイタリアンフィレオくらいか。

みんな平気なんだろうか、
我慢してるんだろうか。




気をとりなおしバーガーを
撮影、中を改める。

ピクルス二枚レタス玉葱にチーズ
肉は二枚。



ケチャップ垂らし両手でつかみ
こんなに小さかったか、と
思いつつ、かぶりつく。

オレンジ色の甘酸っぱい
ソースは昔と変わらなくて
うれしい。

ただしびっくりするほど
にゅりゅい。


言い方変えてもダメ。

本当にぬるい。






連載開始時の直感は
正しかった。

すべてのマック食品は
豚に負ける。勝負にならぬ。

っていうか、一生分の
マクドナルドを二十三日で
食べたような気がします。



ビックマック、三百十円です。


[ 食べ物 ] 09/02/22