先日、JRに

始発の京都駅から乗ったので、

座席に座れました。

 

隣に、

アメリカ人の

年配のご夫婦が座られました。

 

 

 

私の横は、

奥さまらしき女性。

 

この女性、ゴツい…!

 

 

 

デブではないのですが、

「巨大」。

 

骨からして

ものすごく太そう。

 

 

 

体格の小さな

私たち日本人からしたら、

まさに「巨人」でした。

 

 

 

 

 

私は、人の思考が

自分の頭の中に

流れ込んでくるので、

普段は、意識して止めています。

 

そんなもの、

知りたくないですしね。

 

 

 

でも、そのときは

ふと、この女性の思考が

流れ込んできました。

 

 

 

その女性は、

向かい側の座席に座っている

日本人の女の子を

じいいいぃぃぃっ…

と見ていました。

 

 

 

女の子は

背中を丸め、

膝をだらしなく開き、

口もハの字にして、ポカァンと開き

スマホを触っている。

 

 

 

その子を見ている

アメリカ人女性の思考は…

 

 

 

醜いな。

猿みたい。

 

こんな人間が

生きている価値はあるのか?

 

…という、

侮蔑の思考

でした。

 

ほらね、

こんなの、知りたくないでしょ…

 

 

 

 

 

体格差があるとき、

体格が大きい側は

小さい側を

見くだしがち。

 

だけど、

体が小さくても

威厳のある人

というのは居る。

 

 

 

日本が

外国の人たちから

受けている扱いについて、

いろいろ、思うところが

あります。

 

 

 

しかし、それは

私たちが

ピシッと、威厳を示して

不本意なことにも

NO!

と言わないからだ。

 

 

 

身を正さず、

意見も言わない者は

尊重されない。

 

これは

昔、イタリアに住んでいたとき

いつも痛感していたこと

でした。

 

 

 

海外旅行に行ったとき、

現地の人たちと触れ合うのは

移動時、ホテルやレストランなど

シチュエーションが限られます。

 

そこで目にした人たちが、

「その国の印象」になる。

 

 

 

日本人は

姿勢がよくない人が

多いですが…

 

いま、多くの外国の人たちが

日本に来ており…

 

そんな日本人達を

日々、目撃し、

それが「日本人」

との印象をインプットして、

母国に帰って行っているわけです。

 

 

 

日本人について、

世界の人たちが

猿みたいな、

訳のわからない

尊重するにおよばない人種

…と思うのか。

 

それとも、

体は小さくても、

威厳のある

素晴らしい人々

…と思うのか。

 

 

 

それを左右するのは、

いま、彼らが日々

日本で目にしている

私たちの姿。

 

 

 

それが、ひいては

これからの

世界での「日本」の扱われ方

に関わる

のではないかと思いました。

 

 

まとめ

 

とりあえず、

背筋を伸ばして、胸を開いて

堂々と歩く。