私は幼少期、

活発すぎる子どもだったので

親によくたしなめられており、

その過程で

「ありのままの自分」はダメなんだ

という深い悲しみ

が形成された…ということを

書きました↓

 

 

 

 

ただし、その際の言葉や

やり方次第で、

私の中に「愛されない」という思い込みは

形成されなかった可能性もあります。

とも、書きました。

 

 

 

親戚の女性で、

すごい人がいます。

 

 

 

子どもに「ダメ」と言う時、

子どもにもわかるやさしい言葉で

なぜ、ダメなのか

という理由を

順序立てて、忍耐強く

説明していました。

 

 

 

そしたら、子どもも

…わかった。

となることも多かった。

 

 

 

大人の他人に対して、

頭ごなしに「ダメ!」と言うことは

ありませんよね。

 

こういう理由なので…

と、説明します。

 

 

 

彼女は、同じことを

自分の子どもにしていました。

 

いつもいつも。

 

 

 

ものすごく、大変なことです。

 

家事をしていても、仕事をしていても

手を止めて、

子どもの目線までしゃがんで、目を見て

あのね。

これはね、こうだから

お母さんはダメだと思う

…と説明するのです。

 

 

 

並大抵のことではないな

と、見ていて思いました。

 

 

 

もちろん、子どもなので

それでも

イヤだ!

となることもありますが…

 

それでも、

「理由を説明すること」って

すごく大事

だと思いました。

 

「説明してくれた」

という事実は、残るから。

 

 

 

これは、

尊重してもらった

ということと同義です。

 

 

 

私もそうしよう

と思いました。

 

 

 

私には子どもはいませんが、

同じことができる場面は

たくさんあります。

 

他人に対して、

一緒に暮らしている動物さんに対して。

 

 

 

そして、文章でも同じです。

 

ちゃんと「理由」を説明する。

納得してもらう。

 

たとえ、納得してもらえなくても

説明することに

「自分は」ベストを尽くす。

 

 

 

親にそうしてもらえなかった

…と、被害者意識で生きるのではなく

違うエネルギーの爪痕を

自分が残していく。

 

 

 

そのことで、

何かが変わってくるのではないか

と思います。

 

 

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