みなさん、最近の相場どうですか?
戦争や地政学リスクの影響で、資産が減っている方も多いんじゃないでしょうか。
正直、私も減っています。やっぱり資産が減るのはつらいですよね。評価額が毎日下がっていくのを見ると、精神的にもくるものがあります。
でも、その一方でこうも思っています。「これはバーゲンセールなんじゃないか」と。
■暴落は“恐怖”と“機会”が同時に来る
投資を始めたばかりの頃は、下落=恐怖でしかありませんでした。
でも、ある程度の資産額で運用しながら市場に居続けると、少しずつ感覚が変わってきます。
言い方は悪いですが、頭のネジが何本か飛んできます(笑)もちろん怖いものは怖いんですが、それと同時に「安く買えるチャンスだな」と思えるようになる。
この“恐怖とチャンスが同時に見える状態”が、長期投資ではすごく大事だと思っています。
■暴落時に戦うために意識していること
今日は、私が暴落時に気をつけているポイントを整理してみます。
①日頃から現金を持っておく
まず大前提として、暴落時に動けるように現金を確保しておくこと。これがないと、どんなにチャンスだと思っても何もできません。私は普段からある程度の現金比率を維持しています。今は使わないお金ではなく、未来のチャンスのための弾と考えています。
②資金管理を事前にシミュレーションしておく
暴落時に一番やってはいけないのが、感情で一気に資金を投入してしまうことです。大事なのは、弾を何発持つのか、どのタイミングで撃つのか、これをあらかじめ考えておくこと。例えば、10%下落で1発目、20%下落で2発目(1発目より大きく)、さらに下げたら追加、といった具合に自分なりのルールを決めておきます。そして今回のように戦争などで長期化しそうな下落局面だと感じた場合は、少し戦い方を変えています。具体的には、弾数をいつもより増やす、1回あたりの投下額をあえて小さくする、という形にしています。理由はシンプルで、途中で弾切れになるのが一番まずいからです。短期で終わる暴落ならある程度まとまった金額を入れてもいいですが、長期戦になると読んでいるときはあえて小刻みに。そして最終的に、暴落が終わる頃に「まだ戦えるよ?」という状態を残すことを意識しています。これだけで、精神的な余裕はかなり変わります。
③最高点は狙わない
これはかなり重要な考え方です。底で買って天井で売る、そんな完璧な投資はできません。有名な言葉ですが、頭と尻尾はくれてやれです。私は60点、下手すれば40点でもいいと思っています。なぜなら、暴落時にしっかり市場に居続けて分割して買っていけば、長期で見ればプラスに収束していく可能性が高いからです。完璧を狙うより、大きく外さないことの方が大事です。
④怖くても売らない
暴落時に一番やりがちなミスがこれです。怖くなって売る。そして、戻したところで買い直す。これをやると、資産はなかなか増えません。私は基本的に、暴落時ほど売らないことを徹底しています。経済は必ず復活すると信じているからです。ただし注意点として、個別銘柄は復活しない可能性があります。このリスクを避けるために、私は個別株はあまり触りません。
■暴落は“試される場面”
暴落時って、知識よりもメンタルが試されます。ルールを守れるか、怖くても行動できるか、余計なことをしないか、このあたりがそのまま結果に直結します。
■最後に
資産が減るのはつらいです。でも、長期投資を続けていくなら暴落は必ず何度も経験します。
そのたびに狼狽していては、資産は増えません。むしろ、来たなチャンスが、くらいに思えるようになると投資はかなり楽になります。
完璧じゃなくていい。
少しずつでもいい。自分のルールを守りながら市場に居続けること。これが結局、一番強い戦略だと思っています。