遠藤周作の沈黙を読んだ。内容は、キリシタンの弾圧により拷問を受ける司祭達の心の葛藤や移り変わりを書いたものであるが、なかなか面白かった。途中、少しだるくなったけど、内容が内容だけに、最後まで読ますのは凄い。俺的には、キリスト教文学というと、心の澄んだ司祭や、民衆ばかり出てくるイメージがあるが、キチジローという醜い信者が出てきたり、よく人を疑う司祭が出てきて、面白かった。
塩狩峠 三浦綾子作 も良いと思う。不覚にも俺は、とても感動した。あと ドストフエフスキーの罪と罰(読むのに忍耐がかなりいる。登場人物多すぎやし)やトルストイの光あるうち光の中を進め(導入部分の5pくらいは面白いけど、あとはよくわからん)などこれらの名著というのは、キリスト教の信者の作品である。
なぜ、キリスト教に興味があるというと、これから私はアメリカに行く予定である。アメリカを理解するにはキリスト教の理解なしに、アメリカの文化や政治を知る事は不可能と考えるからである。私が10年前 ホームスティしていた時の家族も食事の前に神にお祈り、日曜は教会という感じだった。なんせアメリカは大統領就任の際、聖書に手をかざし神に誓うという国である。しかも、確かな数字は忘れたが、進化論を信じず、人間は神からうまれたと信じる人が60%以上だった気が・・
・こういう国である。宗教を知る事によってその国のかたちが見えてくる。まんざら嘘ではない・
イスラム教や仏教にも興味がある。仏教は五木寛之の作品等を読むくらい。俺の感じでは、他力とか自然のままにとかそんな感じを受ける。イスラム教は、まだ書籍もあんまり読んでいない。イスラーム文化 井筒俊彦 岩波文庫 が良かった気がする。
とにかくお互いの事を知らず、イスラム教だからテロリストだ。外人だから・・・みたいな短絡的な考えにならないように、少しでも相手を理解しようと思うだけである。
今度、エジプトへ旅行へ行く。初、イスラム教の国だ。色々肌で感じてみたいと思う。