レオン(完全版)
リュック・ベッソン監督
ハリウッド初監督
ナタリー・ポートマン
ジャンレノ



残酷かつ衝撃のラストだが、とにかく美しい
19歳から殺し屋として生きるジャンレノが、麻薬取締官達に家族を殺された12歳のナタリー・ポートマンを匿う
ジョンレノの最強の殺し屋としてのシーンから始まり、アクション映画かと思いきや、推定40歳くらいのジャンレノと12歳のナタリー・ポートマンの愛の物語
何が美しいかって、まず二人の人間性、12歳の純粋さは分かるが、ジャンレノも純粋過ぎる。殺し屋として生きてきて、依頼主以外、人間関係を築いて来なかった。そんな二人の純愛がとても真っ直ぐで綺麗で美しい。
最後、ナタリー・ポートマンだけは絶対に殺させないというジャンレノとか、ナタリー・ポートマンが少年に話しかけられて嫉妬するジャンレノのシーン、想うだけじゃなくてちゃんと行動にする所に純愛を感じる
勉強になります、ジャンレノさん
愛した女の復讐の為に自分の体に爆弾をしかける所もかっこいいっす

そして、二人の芝居を通り越したリアルさ
12歳でその表情出来るかね?って
どんな経験したらそこまでその役の事をその歳で理解出来るの?って理解不能だった
ジャンレノも勿論アクション、芝居素晴らしいが、ナタリー・ポートマンの年齢でその芝居されたらワタシどうしたらいいの?って12歳より上の人なら誰もが思うと思う。
俳優なら絶対に観るべき映画
感化されます。

そして、おれの大好きな設定のリアルさ
これに関しては申し分ない
19歳からストイックに鍛錬してきたジャンレノの強さも、時より挟む腹筋のシーンで分かるし、大群が押し寄せてきたらしっかり殺される
あれだけの大群が家に押し寄せてきて、囲まれて生き残ったらこの映画の事をここまで好きになってないと思う
悲しいが主演が死ぬ映画はリスペクトしてます。