
<前回までのおさらい>
iMac3代目レビュー【Ph.1】
「新しいiMac」
実に3年半ぶりのメジャーアップデートとなりました


見た目の外観が変わらず、中身だけ(チップセットやCPUなど)が更新されていくのを、マイナーアップデートと言います。
これは、定期的に行われてきているアップデートになります。
Mac、強いてiMacでいうと、だいたい半年毎でしょうか。
その都度、マイナーアップデートが繰り返されてきました
そして今回。
ついにその麗しきボディが
よりいっそう磨かれました

宇宙開発技術に使われている、高密着接合による一体成形で、このアルミボディは造られています。
従来は、前面のガラス層とその裏の液晶層による2層構造でしたが、今回の超スリム化のため、融合されています。
たった1層。
そのため、これだけ薄い仕上がりになったのです
ただ、液晶部分だけの開発でこうも薄くはできません
ディスクドライブの完全廃除、すべてのユニットのオンボード、そのロジックボードの高密度配置設計。
以前までのiMacはもとより、通常のパソコンなら、ロジックボード上に配置される各種基盤、チップが複数層に構成されています。前後左右の関連する部材との関係上だったり、熱効率面、コンパクト設計においてだったり。
それを、このロジックボードも1層構造に。
平たく、たった1枚基盤上に、すべての部材を効率的に配置し直してます。
しかも、場所が広がってしまわないよう、徹底的に見直して。
こうでもしないと、このスリム化は実現しなかったでしょう。
いかにスリムになったか、これでおわかりでは?

iMacが歩んできた歴史です。
懐かしの初代iMacがいますね
トランスルーセントの透明ボディを引っさげ、初のUSB対応、初のオールインワンモデル。
これが大アタリでしたね
途中からは、すでに今のカタチが出来上がってます。これが完成形なのでしょう。
確かに、これ以上のデザインはありません。
すべてにおいて、完璧なので
これを凌駕するデザインとなると・・・もしかしたら数年現れないのでは
?

まだ2台並んでます・・・
右が旧iMacで、左が新iMacです
正面からだと、違いがわかりませんね・・・

さっきと逆なので、左が旧iMac、右が新iMac
実は私がスゴク気にしていたことがあります。
それは、廃熱設計

iMacといえば、デスクトップマシン。
デスクトップといえば、ノートマシンよりも高性能
なだけに、より性能の高いCPU、GPU、チップセット、メモリ、ハードドライブなどが積載されています
そして、オールインワン
ディスプレイと本体が別々の通常のPCなどと異なり、一体化しています。
コンパクトでなによりですが、その分、熱量の分散が・・・難しいのは事実。
要は熱がこもりやすいんです
実際、旧モデルでいうと、本体背面の上部、
触ると、やけどはしませんが、長くは触れられませんね。
アルミなだけに、相当熱くなりますし。
でも、それは熱を逃がしているということなので、悪くはないんです。
ただ、触れるとキケン
ということと、本当にうまく逃がしきれてるのか。心配になってきます・・・
内部でファンが2基、回っているんですが、発生する熱量の方がずっと上回っているんです
どうしても。
そして今回。
このように、過去最大のCPU、GPUアップデートとなっています。
まして、私はCTO(Apple OnlineStoreでのみ可能な、カスタマイズ仕様)でアルティメットモデルに仕上げてます




CPUは、「3.4GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)」。
クアッドコアはクアッドコアでも、Core i7なので、HTテクノロジーが自動で稼働します。
Hyper Threddingテクノロジー。
CPUの仮想化技術です。
クアッド=4コアのところを、その倍の8コアに見せて動く。
実際の8コアがあるわけではないので、リアルなコアの数の分の効果は出ませんが、それに近い実測値が出ます。
8つのマルチスレッドが実行可能となります。
そしてGPUは、「NVIDIA GeForce GTX 680MX 2GB GDDR5」。
コレ、超強力


「Kepler」と称される、nVIDIAの最新技術の粋が詰め込まれています

ちなみに、nVIDIAとはグラフィックボードのベンダーです。
ATIを買収したAMDと、グラボ界の両巨頭。
これだけのグラフィックロジックチップ、大容量VRAMが積載されているとなると、写真加工や動画編集、CADなどの重たいアプリ、ヘビーなゲームに絶大なパワーを発揮します


ただ、それだけに、心配でした

これほどのCPUに、恐ろしいまでのGPU。
熱が・・・

それが・・・

新モデルでは、排気口は四角になりました。
場所は同じですが。
で、まるで熱くない
ほのかには暖かくなりますが、それこそ、暖か・・・という程度
熱くなんかなりません。
薄くなった分、熱の通気、排気も難しいと思ってましたが。
全然です。
気苦労で終わりました

このような処理をさせた時くらいです。
激しく内蔵ファンが「フォン、フォン」回るのは
これは、iPhotoで大量の写真を編集、iMovieでこれまた大量の動画をインポート&手ぶれ補正、赤目修正させているシーンです。
かなりのオーバーワークです
非力なマシンなら、フリーズします
間違いなく。
これが、例のHTテクノロジーによる、8コアです。
さすがに、ほぼすべてがフル稼働状態









それでも全然です。
余裕しゃくしゃくでこなしてくれます。
ものスゴク頼りがいのあるヤツになってしまいました


本モデルの設計は、すさまじく高レベル、高次元で着地しています

まだまだ魅力をお伝えしなければ

なので、まだ続きます。。。
もう少しお付き合いの程を













