訳あって一昨年の記事を再掲します。

詳細については後日書くと思います

 

昨夜、NHKで放送された、

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

 

 

 

僕、この映画が大好きで大好きで

劇場に何回足を運んだか分かりません。

 

普通の上映だけでなく

応援上映とか凄音上映とかも行きました。

 

もともと QUEEN の大ファンだったので

 

  • 実際のタイムラインとは違う
  • フレディを美化し過ぎ
  • 活動休止はしてない
  • ロジャーとは仲良かった
  • ジムの職業が違う

 

等、史実と違う部分に違和感はあるけど

映画なのだから脚色は必要だと思うし
その欠点を補ってなお余りある
素晴らしい最高の映画だと思ってます。

 

ロジャー、ブライアンの公認映画ですし

彼らのフレディへの思いが詰まってるので

未だにこの映画を観ると泣いてしまいます。

 

どうでも良いかもしれませんが

僕が泣いてしまうシーンを書いてみますね。

 

●ゲイである事をメアリーに告白するシーン

カムアウト後のやり取り

 

What do you want from me?

Almost everthing

Your life is going to be very difficult.

 

ゲイでありながら

いかにメアリーを愛してるかが伝わってきて

切なくなります。

史実でも終生メアリーとは良好な関係であり

彼のセリフに嘘は無いことを知ってるだけに...

 

●別居となったメアリーとの電話のシーン

電話を切った後のフレディの孤独な表情。

孤独を紛らわせるために

乱行パーティーを開くんだけど

更に孤独を思い知らされるところが切ない。

 

●I Want To Break Free の収録シーン

I don't want to live alone

って歌詞にリンクした寂しそうな表情。

バックで楽しく戯れている

他のメンバーとの対比がとても切ない。

僕には家族がいないって台詞も…

 

●クライマックスの LIVE AID

史実とはタイムラインが大きく異なるので

かなりズルい演出だとは思うけど…

 

「Bohemian Rhapsody」の

 

I don't want to die

I sometimes wish

I'd never been born at all

 

のあたりとか、

 

「We Are The Champions」の

 

I’ve paid my dues
Time after time
I’ve done my sentence
But committed no crime
And bad mistakes
I’ve made a few

 

No pleasure cruise

We are the champions, my friend

 

あたりで、涙腺崩壊してしまいます。

 

フレディの気持ちなんて誰にも分からないし

演出上のご都合解釈とは思いつつも

脚本の力と音楽の力で泣かされてしまう。

 

で、とどめはエンドロールに流れる、

 

「The Show Must Go On」

 

この曲を録音した当時

フレディは死の直前で

立っているがやっとの状態だったそうです。

 

そんな状態にもかかわらず

この声量、そして歌詞の意味を考えると

フレディの最後の心の叫びに聞こえて

切なくて切なくて涙が止まらなくなります。

 

このエンドロールが流れたあと

感情がぐちゃぐちゃになって

劇場が明るくなったにもかかわらず

しばらく席を立つことが出来ませんでした。

 

映画を観た後に席を立てなくなるなんて

人生のなかで初めての経験です。

 

それぐらい僕の琴線に触れる映画でした。

 

エンドロールといえば

 

世界規模でAIDSと戦うチャリティー財団

The Mercury Phoenix Trust

 

設立の説明も流れていましたけど

フレディが亡くなった 1991年頃って

AIDS は不治の病と言われていて

僕がゲイに振り切れなかった遠因でした。

 

その年に初恋の男性がいたのですが...

 

長くなるので今回はこの辺で。