親ガチャという言葉が流行り、親によって子供の運命が変わり、
しかも子供は親を選ぶことができないことによって、
こんな言葉ができたようだ。
私は親には恵まれた、それは感謝したいと思っている。
しかし、子供にはもう一つの学校ガチャなるものも存在する。
特に小学校と中学校は、親がかなり金持ちで私立校に行くことができない限り、
公立の選ぶことができないところで、学力レベルもかなり違う生徒と、
勉強しなければならない。これが苦痛である。
数学と理科はかなりできる方だったので、小中学校での授業はつまらなかった。
簡単すぎて仕方なかったが、他の生徒はかなり苦戦していた。
なんで皆はこんなにできないのって、思うこともしばしばあった。
特に小五から中二までは、地方の学校だったので、かなりレベルは低かった。
正直成績のいい人間にとって、ランダムに行かされた学校での勉強は地獄だった。
こういった学力の違いが多ければ、今話題のいじめも多くなる。
とにかく頭のわるい成績の良くない生徒は、人をいじめることしか頭にない。
これは嫉妬から起こる一種の人間心理である。小学校時代はいつも喧嘩ばかり、
結局担任の先生からの評価が低くなり、試験の成績がいいにも関わらず、
通知表の成績は良くなかった。成績不良のくだらない人間のために、
こっちの成績まで悪くなってしまった。
今はわからないが、当時は公立小中学校のレベルは最悪だった。
成績のいい人間はほんの一握りしかいなかった。
だから、勉強できるだけで、いじめにあうことも多かった。
私は実技科目の音楽、美術、体育は苦手だったので、勉強できない人間が、
これぞとばかり、マウントを取ってくる。
頭が悪いと、そっちの教科は得意なようだから。
頭が悪いのは仕方ないと思うけれど、勉強しない努力しないそういうたぐいの人間が、
何かあると暴力振ったり、マウント取ってくる。
できることなら、小中学校も同じ学力レベル仲間と勉強したかった。
当然のことながら、高校と大学は楽しい学校生活だった。