5月某日、神楽坂にありますお気に入りの日本料理店「愚直に」に、
初夏のお料理を頂きにお伺いしました。
ミシュラン三ッ星で有名な「石かわ」グループの一つにて、オープンはコロナ禍の
真っ最中の2020年9月、2023年より「愚直に」もミシュラン一つ星を
獲得しています。
↓の店内写真は私達が初訪問した2021年秋に撮影したお写真です。
カウンター内に写っていますのが、「愚直に」の大将の大塚将人氏です。
今回もサントリーホールでのクラシックコンサート終わりにて、二巡目の予約です。
コンサート会場にてアペリティフのフィンガーフードとシャンパーニュを少しだけ
頂いて来ましたので、いきなり日本酒からスタートしました。
日本酒は、大将お任せにて、一合を夫と半分に分けて、いつもワイングラスに
注いで頂いています。
では、お料理のスタートです。
①稚鮎と空豆
稚鮎を揚げたもの二匹と空豆 軽くお塩を振ってありますので、そのままでも
頂けますが、右奥にある蕪をおろして酸味のある酢で味付けしたものと一緒に
頂くと趣が変わって美味しいです。
蕪のおろし酢はそのまま頂いてもさっぱりと美味しいです。
まるで泳いでいるように見える稚鮎
シンプルにお塩だけで頂く揚げたての稚鮎は、なんて美味しいんでしょう
これぞ和食の醍醐味という感じで、フレンチの稚鮎は足元にも及ばないですね。
冒頭から、美味しくて、至福のひと時です
②煮蛤のお寿司
何で大きな蛤でしょうか。
蛤の下はすし飯
寿司職人になった大将の同期のご友人から、江戸前寿司の煮蛤の料理法を
教わったとの事。
その場で、パリっとした海苔で包んで頂きます。
大将の煮蛤は、鮨屋さんよりもう少し薄味で、ふわっと柔らかく火入れされていて、
美味しいです
次の日本酒
③お椀
鱧とジュンサイのお吸い物
大きな鱧にジュンサイのお吸い物です。
鱧の骨切りは大将がご自身でなさっていらっしゃるそうです。
ふっくらとした火入れの大きな鱧に、大将らしい上品な味付けのお出汁にて、
美味しく頂きました
④お造り1
雲丹、白エビ、とり貝の三種
雲丹と奥の白エビは、山葵とほんの少しのお塩で頂くと、素材の甘さと旨味が
際立って、とても美味しいです
美味しくて、幸せ~
とても大きな鳥貝は、京都丹後から(ひょっとしてブランド貝でしょうか?)
手前の黒っぽいものは、とり貝の肝との事。
この肝と肉厚のとり貝と一緒に頂くと、濃厚でとても美味しいです
雲丹も美味しかったですが、とり貝と肝も何て美味しいんでしょう
幸せ~
美味し過ぎてお伴のお酒も進み、途中でお次の日本酒も(笑)
⑤お造りその2は、鰹
今回の鰹は、黄身醤油で頂きます。
表面を軽く炙った鰹に、黄身醤油が合って、とても美味しいです
次の日本酒は十四代
⑥太刀魚
絶妙な火入れの太刀魚は、脂が乗っていて美味しいです
薄味の甘辛いたれに、たっぷりの薬味と共に頂きます。
いつも思うのですが、大将の太刀魚、美味しいですね
⑦更科蕎麦
本日の更科蕎麦は、タンタンメン風
たっぷりの木の芽で辛味を付けています。
木の芽の香りが心地良く、美味しかったです
〆の日本酒は、十四代をおかわりしました。
⑧蓋物
甘鯛の揚げ出し 茗荷
甘鯛をからりと揚げたものに、揚げ出し豆腐のようなイメージのお出汁で。
茗荷の薬味も良いアクセントになって、お出汁も美味しくて、大きな甘鯛も
ふっくらからりと、美味しく頂きました
⑨お食事
本日のご飯は
生姜ご飯との事
お腹一杯ですので、ご飯は少な目に盛って頂き、後はお土産にしてもらいました。
さっぱりの生姜ご飯に、信州味噌のお味噌汁が美味しいです
お味噌もでしょうが、お出汁も良いのでしょうね。
大将のお味噌汁、好みのお味で大好きです
⑩水菓子
スイカと塩アイスクリーム
塩アイスクリームの塩味の加減がとても良くて、美味しいです
塩アイスクリームも、塩加減を見ながら大将自ら作られるとの事で、驚きました。
どうりで、いつも甘さに塩味が少し感じられるアイスクリームが美味しいと
思いながら食べていましたが、なるほど、納得です。
以上でお食事のご紹介は終わりです。
ご馳走様でした。
今回もとても美味しかったです。
有難うございました。
またお伺いします。
定期的に大将の美味しい日本料理を頂きたくなり、来月の予約を入れましたので、
またお伺いするのが楽しみです。
偶然ですが、10月は他にも日本料理のお誘いを複数から頂いたり、
京都旅行もあり、日本料理三昧になりそうな予感が?
時節柄松茸も楽しめそうですよ(笑)
お読みいただき、有難うございました。
(予約投稿)