まず始めに、北京オリンピックの代表に選出されました選手の皆様、本当におめでとうございます。

そしてここからは私事ですが、これで人生で2度目のご報告となります。
北京オリンピックへの出場が叶いませんでした。
今後は引退を視野に何らかの答えを出したいと思います。と言うような文言を12年前、2010年のバンクーバオリンピックの際に公表した気がします。

バンクーバの時はその後引退をする事なく現役を続ける事が出来ました。
でも今回ばかりはどうやら引退となりそうです。

本当に沢山の方々に支えられて今日まで現役活動を続けて参りました。
所属するアトミック社やスポンサー各社の皆皆様方にはもちろんの事、実際にお会いした事のない方々からもSNSなどを通じて応援の言葉をいただく等々、、本当に沢山の方々に温かく支えていただきました。
本当にありがとうございました。

本当は「オリンピックに出れなくて申し訳ありませんでした」と、まずは謝ろうと思いました。

ですがもう謝るのは辞めようと思います。

何故なら、私は本当に、本当によく頑張ったと思うからです。
烏滸がましいかも知れませんが、今は心からそう思うのです。

満身創痍という言葉は遥か昔に通り過ぎました。
それでも自分にはまだやれると信じて信じて信じ抜いた平昌からの4年間でした。

これからシーズンが終わるまで、最後の最後の選手生活をアルペンスキーを心から楽しんで終わりにしたいと思います。

もう後数ヶ月だけお付き合いください。