今回のフランスの選挙戦終わり頃にこんな論議があった。

 

ある政党の要職についている人が曰く、「2重国籍所有者が、政府や高級官僚などの要職に就くことを法律で禁ずる法案を検討している」

 

その理由は、国家に対する「忠誠心」に疑問を持たざるを得ないから。

 

そしてさらには、政権をとった暁にはフランス国籍取得の「出生地主義」を「血統主義」に変更するとのこと。

 

これに対する反発は予想外で件の政治家はうやむやながら前言を翻さざるを得なかった。

 

しかるに我が日本ではこの主張はほぼそのまま国民的コンセンサスとなっていて、いまだに重国籍は認められていないし、(実質上は放任)「出生地主義」に至っては論議の対象ですらない。

 

ところがフランスでは今朝のFacebookに「我らが自慢の重国籍者」と題して、アズナブールやジダン(ズィダーヌ)などの著名人の写真を10人以上並べていた。

 

 

さてそれではこの主張をした政党は?