インスタはこちらです。

 

 

 

実はもう何年も前からやりたかった事がありまして

 

それは、A-Zで始まるファッション関連のあれこれを書くということ。

 

ABC企画というらしいのですが、2013年から良いなと思っていたものの

 

発表する機会もなく、そんなに多くの事は知らなかったので逃げておりました。

 

という言い訳をしながら、約10年越しの内容をやっていきます。

 

予定ではこの内容は毎日更新でお届けするつもりです。

 

パクリではなく、リスペクトを込めたオマージュとして読んでいただけたら嬉しいです。

 

トップバッターは色々と悩みました。

 

Aなので、Alden、Allen Edmonds、American optical、など

 

けど自分らしいのはやはりARPENTEURかなと思いましてこちらを採用です。

 

 

ちなみにこの「arpenteur」のフランス語の正しい発音は

 

「アーポンター」らしいです。

 

フランス人に本気で発音してもらったので正しいと思われます。

 

けど僕は慣れでアルペントールと呼んでまして

 

「アーペンター」って言う人もいれば

 

「アーペンチュール」派の人もいますよね。←このタイプの人はお洒落

 

この辺日本人なんで自由で良い気がしますが。

 

そして意味は「測量士」です。

 

 

これは意外と知らない人が多いと思います。

 

なんてうんちくはさておき

 

 

arpenteurを知ったのは遥か昔、まだ学生の時だったのですが

 

一目でかっこいい!と思えたブランドでした。

 

コットン100%のワークジャケットでフランス製。

 

特別際立ったデザインがある訳ではなかったのですが

 

当時ユーロワークにハマっていたことも相まって

 

どうしても欲しいという気持ちになりました。

 

その時の僕にはとても高価なジャケットで

 

たしか4万円代だったと記憶しているのですが

 

とても無理をして買ったことが思い出にあります。

 

そしてそこから、arpenteur好きが拡大していきました。

 

詳細な説明は省きますが、消費者からもう一歩

 

ブランドに近い立場で接することができたので

 

服はもちろんたくさん持っていますし

 

彼らの対応の素晴らしさなんかも知ってたりします。

 

 

ただ、そんなことを書いてもしょうがないので

 

arpenteurって知らないんだけど、そんなに良いの?

 

って方がこのブログを読んで頂けたら

 

参考になるかもしれない事を書きたいと思います。

 

こちらのブランドの服、初めに言いますが日本で買うと値段が高いです。

 

ざっくりですが、ボトムスで3万、ジャケット類5万、アウター10万くらいします。

 

このブログを書いている今は、稀に見る円安なので

 

それぞれもう1万円くらい高いかもしれません。

 

arpenteurの公式HPで見て頂ければわかると思いますが

 

本国での値段はコットンのジャケットが200€くらいです。

 

大体ですが、3万円しないくらいですよね。

 

さっき日本で買うとジャケット5万くらいって書いてたから

 

めちゃくちゃ詐欺じゃん。

 

と思われる方もいるかと思いますが

 

一言でいえば、そんなもんなんです。

 

この辺、ご興味ある方いれば個人的に連絡ください。

 

例えばの話ですが、フランスまで飛行機を取って

 

現地で取り扱いショップを探して、フランス語を話さないと

 

あまり相手をしてくれないと噂のフランス人に

 

日本人が着れるサイズを出してもらうやりとりの手間賃と

 

考えて頂けたら少しは納得してもらえるかと思います。

 

海外製品を日本で買うってことはその分の手数料が入っています。

 

価格差がないブランドもあるよね?って突っ込みを入れる方は

 

既に理由がわかっていて詳しいはずなので

 

心に留めておいてください。

 

結局買うものなので、値段は大事かと思い先に書きましたが

 

一番大事な服の話です。

 

デザインは、極端に新しいものっていうのは無いです。

 

誤解を招かないように書きますが

 

完全なレプリカブランドではなく

 

伝統的なデザインを現代風に上手く取り入れて変化させています。

 

嫌味もないし、普段の装いに本当にしっくりくるものが多いです。

 

そうは言っても、まあまあ普通の見た目のものが多いので

 

目に留まりづらいかもしれませんが

 

見かけた際はぜひ一度試着してみてください。

 

これは完全に受け売りなんですが「なんか良い」ってなるんですよね。

 

見た目が普通でこう思えるブランドってフランス物に多い気がします。

 

良くわからないけど、エスプリってやつですかね。

 

 

戻りまして

 

抽象的な言い回しばかりでピントこないかもしれませんが

 

物は完全にフランス製に拘っています。

 

それのなにがすごいかと言うと

 

そもそもカジュアル服のブランドでフランス製が少ないという事と

 

衣類に関しては景品表示法で

 

「その製品の実質的な変更をもたらす行為が行われた国」とあって

 

繊維製品で衣類の場合は「縫製」した国になるはずです。

 

なのでMADE IN ○○○は最後に縫った国がどこかで生産国表記が決まるはずです。

※これは日本の話なので、国ごとに違う可能性ありです。

 

極端な話ですが、賃金の安い国で生地を作って

 

フランスに送って組み立てだけ行えばフランス製と表記できるはずです。

 

arpenteurはこれをやっておらず

 

生地から縫製まで、自分たちの目の届く自国内でやっているそうです。

 

洋服の話から少しそれますが、そうした動きは地場産業を支えることになりますよね。

 

コスト第一主義でいけば、絶対に採用しない方法だと思うので

 

彼らが本当に大切しているのは、単純な見た目はもとより

 

「フランスのファッション」なんじゃないかなと思います。

 

 

色々と思い入れのあるブランドなので長くなりましたが

 

じゃあ結局どこで見れるのよって話ですが

 

ひとつ前のブログでご紹介した@feets_yutenjiで取り扱いがあります。

 

お近くの方は是非見に行ってください。案件ではありません。

 

 

Bから内容が薄くなると困るので、今回は以上です。