「いちかばちかなんて冗談ぢゃない」


「俺は石橋を叩いても渡らない」


前職のオヤヂはよくそのような事を

経営会議の席で言っておった。


業界が厳しくなる中

次の柱なり、次の施策を打つべきと

改革派と保守派で話し合われたが

所詮、鶴の一言で決まる会社


最後の与えられた流れ・・・

と認識し、退社した。


今となっても、

やはりあの時が最良と思うのだが・・・


まあ、産声を上げたばかりの会社で

「変わらない」なんて頓珍漢な事は言えないし

一か八かの一に近ければバチを覚悟するし

石橋なんて壊れるものと最初から思っていた。


が、今年に入って新規の事業は基本的にストップし

肉付けや組織や収益と言う

管理の体制に力を入れたあたりから


愚直に本業のみを追求する

前職のオヤヂが言っている事が

少しずつ判ってきた。


持つものと持たざるものとの決定的な違い


責任しかり、資産しかり


インフルエンザがかなり流行ってきている。

とうとう日本に上陸

が、全世界で見ると

一日数百人規模がいまや一日数千人規模で

増えている。

弱毒性という事が、呑気にさせる奴を作るのか?


しかし、責任を持つ立場の者は

動向をきちんと見守っているのです。


その時に、経済は?企業はどうなるのか?

自分の組織は?対応策は?



先日、昔からのお客さんとゴルフに行った。

そのお客さんは飛ばすの命で

毎回、評判のいい飛ぶドライバーを買い、

目一杯振ってスコアになる時とならない時の

差が激しい人だった。


が、今年に入ってきっちり纏めてきている。

見ると相変わらずの新品ドライバーなのだが

飛ぶと評判のドライバーではない。


飛距離を求めるのも

スコアを求めるのも

好き勝手

競技で行っているわけではないのだから


が、今年からスコアを求め行こうと決意したみたいだった。


その人、その時期によって

意識も対応も違うのであろう



攻めるのが子供で

守るのが大人

と言うわけでもないはずである。



私は地雷原を全力疾走している

最中にウイルスや○リックスの

攻撃を受けている。


攻めは最大の防御


と言うのの本当に意味は?


しばし、状況と対応を熟考しよう。