自動販売機で
水やお茶を抵抗も無く
買えるようになったのは
いつからだろうか…?。
 
 
 
私が子供の頃は
喉が乾いたら
学校の運動場や公園の水飲み場で
何も気にせず蛇口に口を当てて
ガブガブ飲んだものだ。
 
 
真夏の暑い日は
水筒にお茶入れて冷凍庫で
凍らせて学校に持って行ったよな。
 
 
カタカタ音させて
溶けているかを確認して
休み時間に冷たいお茶飲んだっけ
帰り道には残った氷を口に含んで…。
 
あれから数十年
現在(いま)では私も自販機で
水やお茶を普通に買って飲んでる。
 
時には健康志向やダイエット効果を
信じて運動不足を棚上げしながら
トクホってお茶を買って飲んだり。
 
 
 
確かに歳を重ねる毎に
私も幾つかの病を経験して
精神力だけではもう勝てない事
あの頃の様な免疫力も抵抗力も無い
自分自身を実感・認識している。
 
現在(いま)はもう
もちろん生水は飲まないし
喉が渇いたら迷わず自販機に向かう。
 
そして外出するときはマスク
鞄には消毒液ジェルを潜ませて…。
 
 
子供の頃に読んだ
星新一のSF短編小説では無いが
一体人類は何処まで行くんだろう?
そして私はいつまで
その変化について行けるんだろう?
 
 
まぁそんなちっぽけな私が
人類の未来を危惧するなんて
きっと大きなお世話だと
笑われるのは目に見えている。
 
ただ現在(いま)は
学校の運動場や公園の水飲み場で
なんの躊躇も無く水を飲んでいた
あの頃の自分を懐かしく
そして
何故だかとても愛おしく想える。
 
 
本日の ひとりごと です。