なんか今の気持ちを記録したくてブログを書く!

 

誰に見せるためでも、誰かのためでもなく、

自分のために書く! いいのがしたこと、そこからもう一度考えたこと、気づいたことを

反芻するために書く。

未来のためでもなく今この瞬間をかきながら味わうために、わざわざここにきたわ。

 

てか、いつもギャーギャーうるさいカフェ(近所)に行って作業してるけど

久しぶりにここきたけどめっちゃええやんw

 

Good vibesで自分に向き合えそう。

 

 

今日昼間にペトロさんとライブ配信をコラボした。

 

その中で、

「間違ってもどう正しいものにしていくか」

って言葉が出てきて、そう、ほんまそうってなったから

それについてアウトプットをしたくなった。

 

 

私のチームの名前、というか天の声さんの会社の名前(私が属している会社の名前)は

「キープイットライト」っていう。

 

意味は、まあガツンと直訳すると”正しくあれ”って意味。

 

ヒップホップには、「keep it real」っていうスローガンみたいな言葉があって、

“リアルであれ”って解釈で使われている。

 

でも、このリアルであれって概念ですら

生きている環境とか向き合い方によって解釈が様々なんよなwww

 

 

で、日本にいるときはこのリアルであれって言葉は、

「自分らしくあれ」ってニュアンスで捉えてた。

 

要するに、作り物の自分、相手に媚を売る自分、忖度する自分ではなくて

常に自分の心がワクワクする方向に進めているのか?とか、

自分の気持ちも大切に尊重した上で、社会と向き合ってるか?とか、そんな感じ。

 

まあ正直、

LIVEでもみんな言ってくれた通り、

多分私は口が回るし(MCしながら踊れる)、

笑顔ってイメージも強いし、明るくていつでも元気みたいなキャラで、

人の注目をキャッチすることは、平均よりはできるタイプ。

 

おかげで、ダンスレッスンも異例の人の入り方やったし、(集客難しい時間帯でも異常に人がいた)

ダンスが好きやけど「ナオカのレッスンが好き」で通ってくれてる人も多かった。

自分では、一種のマジックじゃないけどダンスを教える 

 

でもいつからか、そのキャラゆえに自分を殺さないといけないシーンも増えてきてしまって

それを自覚することなく動き続けた結果、爆発して「私は海外に行きます」って選択をした。笑

 

 

でも、その「私の能力」って武器であって、道を切り開くときに使ったり、人を助けるために使ったり、

使い所と使い方が、本来の自分から外れたところにあると

結果的には周りの人にも、そして一番自分に良くないってことを痛感した。

 

 

で、アフリカに来て3年。

アフリカっていう道の世界で毎日「HIPHOPとは」を頭から血が出そうになるくらい考え続けた真ん中で

気づいたのは、

「フェイクしかねえ」ってこと。

 

 

途上国だからってのもおおいな理由としてあるけど、

黒人の人の、「マインドセットから入る」っていう文化は、よく働く場面とめちゃめちゃな使い方が起きてる場面がある。

 

警察も、昨日まで何してた人かわからん人が今日は制服着てるし(ちゃんと偉そうにしてる)、

初日の体験入店の店員が、作ったこともない料理を自信げに調理して出してくるし(ちゃんと自信ありげにしてる)、

ブランド物の偽物は多すぎるし(タグはPOLOでロゴがシュプリームで袋がヴィトン)、

経験とか実績ではなく youtubeでそれについて見たことあるかないかだけで「私はその道のプロだ」って言ってくる。

 

あ、ごめん、全然持ってないし、特定の人のエピソードではなく

3年間の生活の中でほんまにどこ行ってもそうやねん。

ほんで、そのことを、当の本人たちが一番理解してる。

 

気色悪いけど、全員で、モノマネごっこを楽しんでる世界がここやねん。

 

 

だから、今は

なんでHIPHOPカルチャーはあんなギラギラした宝石つけたり、ブランド物を身につけるのか、

それが理解できる。

 

フェイクじゃねえぞって見せるのって、彼らにとってはめちゃめちゃ大きい表現なのよ。

 

 

そういう環境で生活してから、

「リアルであれ」ってのは、

「マインドセットとか口だけでなくて、実際に結果を掴み取ってみろよ。その偽物の理想ばっか語る人生から這い上がって、自分の金でランボルギーニ買ってみろよ。」的な、

ブラックがフェイクブラックを皮肉ってHIPHOP業界に広めたスローガンみたいやな

とかも思うようになった。

 

 

 

で、最近、インスタを始めて自分の普段の生活が変わってきた今思うことは、

「リアルであれ」って、それだけじゃあかんやろって思う。

 

履き違えなかったらいいだけの話やねんけど、

リアルであることって、振りかざしてしまえば簡単やねん。

 

ペトロさんもLIVE中に言ってたけど

“都合がいい物” 。

見せ方次第で、見せたいように見せれる。

 

 

私がチラッと言ったみたいな、

ダンスだけでお金が稼げなかった時にバイトしようとしたらダンスだけでなんとかしろって言われてまじひもじい生活してたこととか、

アフリカ来てから苦労しまくってる話とか、

 

ネタとして楽しむ分はめちゃおもろくていいけど、

それを「ここまで私はしてるからな!」みたいな感じで振りかざしたり売りにするのって

リアルを見せるっていう解釈では、ヒップホップっぽくて勘違いされるんかもしれんけど

全然、ザコいと思う。

 

 

その経験をした人間として、どう考えて乗り越えたのか、とか

それを乗り越えて得たものをどう還元していくのか、(それがダンスやったり楽曲やったり、MCやったりファッションやったり表現に繋がる)

その生き様と問題解決能力が

REAL でありながら RIGHT になったときに かっこいいHIPHOP としてのYOUっていう生き様になる。

 

でもそれも、普遍的なものではなくて無常。

一瞬のその瞬間のただの集大成やし、もしかしたらRIGHT にできたと思っても それは誰かのBADなのかもしれない。

 

そういう葛藤と、全ては救えない事実にも向き合って傷を負いながら、

それでもREALであることにこだわり続けた上で、それをRIGHTにしていくために社会に表現っていうアプローチをし続ける。

自分と周りに還元をしていく、それの力をつけるために日々自分磨きをしている。

それが今の私のHIPHOPなのかなあ、と

 

 

ペトロさんと話をして思った。

 

 

 

自己満とか承認欲求でHIPHOPやってる訳じゃなくて、

自分も含めて、助けたいやつがいる。

 

助けられなかったやつが、いるから。

 

未来で出会う助けたい奴のことを片手間で助けれる力が欲しい。

 

闇から立ち上がるには、闇を味わいきることも大切で、

リアルであり続けるために、無視すれば簡単なことにめんどくさいけど向き合い続ける。

 

だから、最後に言いたいのは、

私の投稿ネタを秒速でパクってドヤ顔で靴下とよれよれの部屋着でHIPHOPを語ってるアカウントがあるねんけど、

あれは本当にHIPHOP文化にとってもコミュニティーにとっても非常にまずい。

 

あれを、HIPHOPって思って勘違いする人がいるかと思うと、詐欺師にしか見えない。

同じ「アフリカ人」をキーワードにしてるけど、本当に違うってwwwww

 

 

私が未熟なばっかりに、こういう結果を今招いてしまってるから、

HIPHOPを背負って生きることを決めた人間として、

「パクって秒速で自分のものにして金稼いでいい」っていうSNSのルール以前に、

HIPHOPの配信者としてHIPHOPの正しさを知れよ、と

責任持って戦わないとあかん敵なんやな、って思ってる。

 

 

 

はあ〜書きながらいろいろ感げて吐き出したら、少しスッキリした。

今から楽曲にしてもらうための、文章を書きます!