私の経歴は、本当のことは書けない(というか、もはや自分でも詳細が分からない
)。
ごく一般的なものではないと思います。
リアルタイムでは、自分で納得して行動しているつもりだった。だけど、色々と分かってくると、愕然とすることばかり。私の選択に問題があったんだ、と。
どうして、あの時・・・もっと自分を大切にしなかったんだろう・・・逃げることを選んじゃったんだろう・・・もっと真剣に向き合えたら違ったかもしれないのに・・・
どんどん追い詰められ、深い闇に沈み込んでいた時間も長かったです。それでも簡単には人生から降りられないのねー。それも痛感したけど。
それが、
娘が生まれてから、あらためてこの現実に直面しています。
娘のこれからを思うとき、私の歩みを振り返ってしまうから。
それが、本当に辛くてたまりませんでした。
自分が若いころ、若いということがどれだけ可能性に満ちているか、私はちゃんと考えることができなかったな。本当に悔しいです。
でもね、最近、本当に最近、私の経歴や経験は無駄じゃないのかもって、そんな気持ちが沸き上がって来たんです。
順当に進学して、就職したのでは、きっと経験しなかっただろう数々の行動を、私の特徴として生きていきたいと。
足を止めたら終わりだという恐怖に追い立てられ、ひたすら走った。
痛みばかりがよみがえるけれど、それでもこの経験は私がしたものだ。私なりに必死に選択した結果なんだって。
娘にはこんな思いをさせたくないと思ってしまうけれど、それでも伝えられる貴重な体験はたくさん持ってるんだよ。それって悪くない。たぶん、人生として。
