息子が入院中 ある物を買って来てと
頼まれました。
くるくるボンボン…(o^^o)
毛糸でボンボンを作る手芸用品でした
その頃の息子は 一日中ベッドで起き上がる事もなく、テレビもゲームも していなかった。
私は 退屈だからかな…？
な〜んて呑気に思っていました。
それから数日後
ベッドの上で寝たまま, くるくるボンボンを
作り始めました。
息子は器用で何でも出来たのですが 当時は
指先の感覚も痺れ 上手く作れませんでした
「こんなのでは渡せないな…」と息子が！
えっ！ 誰に？と思っていたら
お世話になってるナースの方々や先生に
サプライズプレゼントするつもりだった様です。びっくりしました
だって自分の事で精一杯のはずなのに…
体も辛くて動けない程の時に…
息子は何とかして感謝の気持ちを伝えたかったのでしょうね
そんな優しい気持ちが立派だと思いました
1番最初に出来た作品は主治医の先生に
渡すのだと言っていました。
結局 作る事も 渡す事も出来ませんでしたが・・・・・
病院での最後の時ナースの方と先生に、
この事を伝えました。
「⚪︎⚪︎くんは、そんな事考えていて
くれたんだね…知らなかった
」と
涙してくれました。
感謝の気持ちは 少しは 伝わったかな？
若いナースの好みそうな物を考えて作ろう
と思った事…
どんなに辛い時でも 人の事を考える優しい
息子でした。立派だったよ
上手く作れていたら こんな感じだったかな
くるくるボンボン ご紹介します
作れなくて残念だったね 渡せなくて残念だったね
気持ちだけは・・・・伝えたからね
