こんにちは!


前回の続き。


複合姓変更の際の家庭裁判所からの

質問事項(照会)の回答について。

人それぞれ事情は異なると思いますので、

あくまで一つの例です。



まず一つめの質問。


Q. 氏の変更を必要とする具体的な事情

(現在の姓は何が不便でどんな不利益があるか、

その事がわかる資料があれば添付)


こちらはネットなどの情報を参考に

実際起こりうる不便な状況を例に

以下のように回答しました。


A. パートナーとの関係性を証明しにくい不便さがある。

日本姓のままだと緊急で病院などに行った際に

夫婦ということが分かりにくい。

またパートナーの姓を使用すると

日本で生活する際に自分が日本人だという事を

明確に出来なくなる。

複合姓であれば外国人と結婚していることが

一目でわかる。



2番目の質問


Q. この複合姓に決めた事情


A. 夫の氏を最初に記載し

優位性をつけた上で、旧姓を

後に付けて合体させた形。



お次は1番悩んだ質問。


Q. アメリカ合衆国の夫婦の氏の制度の詳細

その制度を裏付ける資料、英文なら訳文も添付


A. アメリカ合衆国憲法第14条では

自らの意思で自分の姓名を決める自由が

定められている。

州によって姓名を変更する際の手続きや

規定は多少異なるものの、

犯罪目的だったり、不適切、不道徳な名前

だったりしない限り、いつでも誰でも自由に

姓名を変更することができる

結婚や離婚の際に姓を変更することが

圧倒的に多いが、婚姻を理由に個人に

姓の変更を義務づける法律はない


裏付ける資料として、著者〇〇〇〇による 

〇〇〇〇〇〇という書籍の文章を引用した〇〇〇〇(著者〇〇〇〇)という記事を一部抜粋して使用。


裏付ける資料を合衆国憲法としてしまうと

難解で長ったらしい法律の和訳が必要になるので、

日本人が書いたアメリカの婚姻後の姓に

関する本を紹介する記事の文章を一部抜粋する形で

資料名として記載し、

印刷して資料として添付しましたアセアセ



最後の質問。


Q. 今後アメリカや海外で生活する予定があるか、

具体的な時期、経緯など


A.

☑️海外で生活する予定である

具体的な時期: 令和〇年〇月頃

経緯など: 

夫がアメリカ国籍であり比較的容易にビザが取得できるのと、世帯年収が向上する環境であること。

また将来、住宅を購入する際により魅力的な

広さと価格、住宅価格が下がりにくいという利点を

考慮した経緯がある。



もちろん、日本もアメリカも 

住むにはそれぞれ良い点、悪い点がありますが、

私がアメリカに移住したいと思う理由の一部。


事情は人それぞれですが、

私はこの回答で、

無事複合姓変更の許可が得られました。


ニコニコ


照会の回答を送付📮した後、

家庭裁判所から事件内容が書かれた審判書謄本、

審判の確定証明書交付申請書

が届き、申請に必要な収入印紙を

購入・貼付して申請書を投函📮。

審判は不服申立てが2週間されないで初めて

確定となります。


約2週間半後、

待ちに待った確定証明書が届きました。


審判書謄本と、確定証明書、

戸籍謄本、印鑑(結局使用せず)

を持って区役所の戸籍課に行き、

窓口で渡された所定の用紙に記入。

1週間も経たない内に新しい氏が記載された

戸籍謄本が取得できる状態になりました。


住民票取得、マイナンバーカードの変更は

この届出後、数十分で出来るようになりました。


家庭裁判所での複合姓の変更手続きには

3か月ほど要しました。



パスポートの複合姓への変更についてはまた後日。



長文にお付き合い頂き

ありがとうございました。


日本ピンクハートアメリカ