こんにちは。


前回の続きで

複合姓への実際の変更手続きについて

書いてみたいと思います。

ニコ


まず家庭裁判所から求められる

家事審判申立書を

裁判所HPからダウンロード。


氏の変更 の記入例も記載されているので

これを元に 申立人の氏名、本籍、住所等

記入していきます。


次に

『申立ての趣旨』には

申立人の氏『〇〇』を『〇〇』と変更することを

許可するとの審判を求めます。

と記入。


『申立ての理由』欄には

実際の状況を時系列で説明する必要があります。

以下私が申請した際の記入例です。


1. 申立人は、令和〇年〇月〇日に〇〇 〇〇

(国籍 アメリカ合衆国)と婚姻しました。

2. 申立人は、婚姻時より現在まで

旧姓の〇〇を使用してきました。

3. 申立人は、夫との関係性を明確にする為、

また将来アメリカ合衆国に移住する予定があり、

永住ビザの取得を容易にする為、

氏を複合姓の〇〇〇〇に変更する許可を求めます。

4. なお、申立人の夫は申立ての趣旨のとおり、

氏を変更する事に同意しています。


鉛筆


この申立書と、婚姻後の戸籍謄本、

住民票、夫の在留カードのコピーも持って、

家庭裁判所に足を運びました。

家事審判の列に並び、

窓口でこれらの書類を提出。

待ち時間に収入印紙も購入。


申立書に入念なチェックが入り、

誤字脱字の修正(訂正印用の印鑑があるとよい)、

受理され、事件番号が書かれた受付カードを渡され

約2週間で審判に必要な書類が届くとの事で

その日は終わりました。


なお、ネットで夫の同意書を用意すべき、

との情報を見つけ、同意書の書類をDLして記入して

窓口で見せたのですが、

「これはどなたかに持ってくるよう

言われたのですか?」と言われ、

結局は必要無いという事が分かりました。


次回、より煩雑な2番目の申請書類(照会書・回答書)

について説明したいと思います。


長文にお付き合い頂きありがとうございました。



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