待ちに待った土曜日!
1週間で唯一、現場へ行ける日。
笑みを浮かべて、翼を広げて、現場へ飛んでいきました・・・。
棟梁から質疑がいくつか挙がっていて、
ハイ、ハイ。なんでもござれ!
ニコニコしながら答えていきます。
正面の下屋だけ、内樋にするための下地。
設計ではFRPで防水するようにしたけど、現場からは板金の方が良いのかなとか、
いろいろと・・・。
施工性とか、そもそもの防水性能も含めてもう少し検討していきます。
・・・
サッシの内法寸法と内法規準寸法の差が、昔はどのメーカーも統一して20㎜だったけど、
リクシルは、35㎜と大きくなっていて、
化粧柱に直接取り付けようとすると、ひと工夫が必要となる。
今回は、柱をプレカットで欠いて、更に断面積が105角以上となるように、化粧柱だけは120角としました。
すっきりと納まりそう・・・。
色々と確認しつつ、現場と対話を重ねることで、より良いものが見えてくる。
どうしても設計時にこだわりすぎる部分も、案外現場で確認すると、あっさり答えが見えてくることもあり
最近は、設計時に決められないことは、まあ、現場で最終決定しようと、敢えて温めておくこともあります。
現場滞在時は楽しく、今のぼくにとっては最大のストレス発散の時間です。
・・・
と、あんまり長居すると、「いつまでいるんだよ!」という言葉では現れない刺すような視線を感じるので
(うそです、そんなことはありませんよ・・)
まあ、現場の仕事の支障にならない程度に、ほどほどで引き揚げてきました。
やっぱり、現場が始まると気持ちに張りが出ますね。
この現場でも、ちょっとリズムを掴みかけてきました。
さいたま市の設計事務所 創順居アトリエ 直井建築設計室 http://naoi-boo.com


