こんにちは。郊外で音楽教室を運営しています。今日は、簡単なプロフィールと私がおススメするクラシック音楽をご紹介します。

 

自己紹介

名前 Nao

出身大学 名古屋の音大大学院卒(修士課程)

専攻 ヴァイオリン

得意 バロック音楽・現代音楽

 

元々某Y音楽教室の幼児科から音楽をはじめ、水泳や習字などいろいろ習い事をしていましたがどれも興味がわかず、ただ音楽だけはとても楽しく通えていたので、気づいたら音大の大学院まで出ていました。

大学4年の時に当時の大学の教授(自分の師匠)から現代音楽をすすめられてずぶずぶと現代音楽の楽しさに魅了されていってしまいました(笑)バロック音楽も良く演奏していましたが、逆に多くの方が演奏されるロマン派の音楽はサッパリな得意不得意がものすごくはっきりと浮彫りになった大学・大学院時代でした。

 

そんな現代音楽大好き人間がおススメするクラシック音楽をご紹介

 

1.ガリーナ=ウストヴォルスカヤ(1919~2006)

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ

おそらく多くの方は知らないであろうウストヴォルスカヤ。彼女はロシア出身の女性作曲家で、師匠はあのショスタコーヴィチ。ただ、彼女の曲はショスタコーヴィチの影響を微塵も感じさせない彼女の世界が作られている。

 

2.武満徹(1930~1996)

ノスタルジア

日本を代表する作曲家の一人。彼と親交のあった映画監督アンドレ=タルコフスキーの追悼のために作曲されたと言われる曲である。

ヴァイオリンの独奏と弦楽5部編成の協奏曲的な楽曲。鬱々とした楽曲ではあるが、どこか救いを求める祈りが聴こえてくるような神秘的な楽曲となっている。

 

3.セルゲイ=ラフマニノフ(1873~1943)

交響的舞曲

ラフマニノフと言えば、ピアノ協奏曲第2番や、前奏曲「鐘」など数々の有名な曲を残しているが、その中でも自分が特にラフマニノフらしい。と感じた楽曲の一つ。

3楽章で構成されたオーケストラ楽曲。通常のオーケストラ編成にさらにピアノ、サックスを取り入れられたこの曲は、ラフマニノフの作る美しく甘美なメロディーと荒々しいリズム、ラフマニノフが生涯愛したグレゴリオ聖歌の「怒りの日」が音楽の奥行きを作り上げ、壮大な楽曲として完成されている。また、この曲はオーケストレーションされる前の2台ピアノ版もあるのでこちらもお勧めしたい。

 

 

本日は、自分が個人的に好きなクラシック音楽を3つご紹介しました。

皆様の好きなクラシック音楽をぜひコメントで教えてください。