カマカナオヒロです。




社会心理の実験・研究を繰り返して作り上げた、
“影響力の武器”で有名な
ロバート・チャルディーニ博士。


今日も、
1分間で実践に落としこめる内容を、
わかりやすくお伝えします。



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たった一言で5倍の結果を出した
コミュニケーション方法とは?
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「バッグを置いたまま、
 パソコンを置いたまま
 席を立ちトイレに行く…」


日本ではよく見る光景ですよね。


ある意味、日本が非常に安全ともいえますが、
それでも置き引きに遭う可能性は否定できません。


そんな時に、こんな「ひと手間」をかければ防犯ができる、
という方法をご紹介します。


ある研究者が、たまたま居合わせただけの人が、
犯罪を阻止するためにリスクを取るか、
という実験をしました。


その実験内容はこうです。




被験者の隣でラジオを聞きながら
ビーチマットに寝転んでいた人が
立ち上がりどこかへ行ってしまいました。


その隙に別の男がマットに近寄り、
ラジオをつかんで急いで立ち去ろうとします。


この状況で、わざわざその男を呼び止めた人は
20人中4人だけでした。


しかし、あることを変えたことで、
20人中19人が男を呼び止めたのです。
なかには身体を張ってゆく手を遮る人や、
ラジオを奪い返そうとする人すら出てきました。


一体何を変えたのでしょうか?


それは、
マットから離れる際に被験者に対して
「荷物を見ていて頂けませんか?」と
お願いをしたかどうか、だったのです。


「荷物を見る」という行為に対し
自分の意思で約束をしたことで、
「荷物を見ておかないといけない。」
という一貫性の心理が働いたのですね。


この話はカフェで席を立つときにも言えます。
席を立つ前に「見ておいてもらって良いですか?」と一言お願いする。


そして、このメールの読者なら、
「【トイレに行くので】見ておいてもらって良いですか?」と
しっかりと「理由」を入れることも忘れないでくださいね。


さらに言えば、
「トイレに行くので【一分で良いですから】
見ておいてもらって良いですか?」
と小さなお願いをするとさらに効果的かも知れません。

 




影響力の武器の事例テクニックは、
色々と複合的に活用すればより強力になりそうですね。


ここまで使わなくても、
99%の方は見ていてくれると思いますが…苦笑


あなたの日常にぜひご活用くださいね!

 

 

P.S.

このような、

ビジネスを成長させるための

片々の技術はこちらでも公開しています。

 

 

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