信濃毎日新聞のコラム。


勝つためにいい準備をしなければいけないことを書いてみました。


それはどんな仕事でも同じだと思います。


料理でも「下準備が大切」でしょう。


僕は料理できんけど。


文字数の関係でうまく伝えられていないこともあるし、表現も断定的なことが多いですが、誤解しないでくださいね。


あくまで意見ですからね。




「勝つ確率を上げる準備」 5月30日付


目標達成のためには、いちかばちかではなく、確率を上げる作業が求められる。


結果から逆算した良い準備、プロセスが重要だ。


準備にはさまざまな局面がある。


チームは昨年、目の前のリーグ戦を勝ち抜くための準備をする一方で、大きな目標として、Jリーグ2部に昇格しても戦えるための土台作りをした。


パスを丁寧につなぐよう徹底して意識付けした。


蹴って走るだけのサッカーでは、上のカテゴリーでは通用しないからだ。


準備の大切さは、ほかの仕事でも同じことではないか。


品物の売れる確率を高めるために、商圏やライバル企業を調べマケーティングリサーチするのと、よく似ているのでないかと思うことがある。


毎週末にリーグ戦を控える。


チームの1週間のプロセスはこうだ。


まず前の試合の内容を分析する。


次に、今度戦う相手の長所と短所を研究したあと、ゲームの戦術を組み立てる。


そして浮かび上がったテーマをトレーニングで追及していく。


ただ単に練習している訳ではないのだ。


プラン通りいけば勝てる。


ただ、全部の試合に勝つのは難しい。


勝負ごとのあやで決まる怖さもある。


良い準備をすることによって勝つ確率を上げている。