先日、京都のユース時代の教え子達と食事をした。
彼らと会うのは10年振り。
もう、すっかり大人になっていた。
いや、すっかりオヤジになってるヤツもいた。
彼らと昔話をしていると楽しく、そして、嬉しくてすぐに時間が経った。
びっくりしたのは彼らの話の内容。
俺の覚えていない出来事や、俺が言った言葉をしっかり覚えていたこと。
鮮明に覚えていて、その時の心情まで話してくれた。
あるヤツが「当時に言われていたことが、最近になってなんとなく分かってきました」やて。
当時から俺はサッカーを通して、人間力の話を、いっぱいしていたらしい。
それが社会に出て働き、立場が変れば、分かってきた・・と。
「それが役立っています」やて。
そんなん聞いたら「今頃、分かったんか!」と言いつつも嬉しかった。
サッカー指導者であっても、技術や戦術ばかり教えている訳でもない。
もちろん、それは大切やし、チームを勝たせる作業もしなあかんけど。
そういった人間力の部分にも働きかけていた。
プロ選手を育てるのが大きな目標だけど、全員がプロになれるわけでもないので。
そんな話で、10年前、自分がやっていたことの結果として聞かされると・・
これからも「頑張ろう」と思える。
自己満足の話でした。