そろそろ各チームがキャンプに入っている。


各クラブによってキャンプ状況はかなり違う。


予算の多いクラブは海外や暖かく環境のいい地域で行う。

グアムは暖かく施設も良く、ホテルとピッチが隣接しているので最高。


予算が少ないクラブは、なかなか良い環境で行えない。

チーム丸ごと1週間でもキャンプをすると大きなお金がかかる。

移動にもお金がかかるので近場にする場合もある。


札幌や仙台、山形、新潟などの寒い地域のクラブは2ヶ月近くキャンプに行って、そのまま開幕を迎える。

これは大変だと思う。

かなりストレスは溜まるのでは・・。


宮崎、沖縄、鹿児島などは多くのJクラブが行く。

すると、ホテルや練習会場が重なる場合はキャンプ地がプライオリティーをつける場合がある。


キャンプ地の行政も積極的に誘致したり援助してくれたりする。

地元の産物を差し入れしてくれるのはありがたい。

空港での歓迎セレモニーをテレビでたまに見るでしょう。

でも、プロ野球と比べるといけないですが、セレモニーの大きさはやはり違う。


ヴォルティスで4年間、宮崎でキャンプを行なった。

練習場のすぐ横でジャイアンツがキャンプをやっていたがハンパなくスケールが違った。

すごい数の見物客。


基本、キャンプ地はクラブが選べるわけだが長年の付き合いやスポンサーの関係で決まることも。


サンガのときはスポンサーのゴルフ場と隣接したホテルでキャンプをした。

ホテル内に筋トレルームやプールもありゴルフ場はロードにも使えたから施設は最高。

しかし、山の上なので少し寒いのが難点。

雪が降って積もったときはビックリした。


先月、沖縄の関係者と話をしたとき、沖縄が今年は積極的に誘致をしたと聞いた。

例年より多くのクラブが沖縄でキャンプを行なう。