どうもおはようございます。
記念すべき今年の37本目の映画になりました。そうです、コンスタントにシコシコ観ています。最初は年間で50本の目標でしたが、こうなったら80本を目指したいところです。まあ好きで観てるので目標とかいらないのかもしれませんが。
で、本日はイーストウッドの「グラン・トリノ」です。結論から言うと、まず地に足の着いた、というかよく見かけすぎてもはや興味すら失ってしまったようなテーマを下敷きに、イーストウッドの存在感、堅実なキャスト、程よいユーモアを交えた丁寧な脚本、経験に培われた確かな撮影技術で、きわめて素晴しい映画作品であると思います。
まず主人公のウォルトみたいな偏屈なキャラクターを持ってきてうざったい、というか煙たい感じを与えないようにスタートしていることが秀逸です。観客は無理なく主人公に感情移入できる。
そして男勝りなスーという女の子をうまい緩衝材として使ってタオという最重要人物をだんだんウォルト側に、ひいては観客側に引き寄せている、その手法も勉強になります。いや、何のだ![]()
懺悔のシーンに至るまでのウォルトと神父の関係もロコツすぎるほどにわかりやすくて好きです。懺悔のシーンの照明の当て方とか、そりゃぁちょっとやりすぎではねいですかい
と感じるほどですが、僕は好きです。ええ、多少とロコツなくらいがいいんですよ。えぇえぇ。
という小細工もありーの、でも結局はイーストウッドの演技力・存在感あって何ぼのもんです。一つ一つのシーンに何かあります。何かは言い表せれませんが、それがたぶん俳優にとって至上のものだと思います。彼はひとつの極みにいるんですね。イーストウッド監督作品はともかく、主演作は初めて(にして最後の作品になってしまいました)だったので、やっぱり世の中にはすごい人がいるんだなぁ、というのが素直な感想です。
たーだ、クライマックスはちょっと納得できない
あの状況で懐に手を入れたらそりゃあ撃ち殺すでしょ。チンピラたちの正当防衛で確実に長期刑は無理です。納得ができる説明ができる方はぜひともお願いしたい
もうちょっとすんなり終われるラストも絶対あったと思うのですが。。
7点 5/28
