イギリス小学校 SENDってなに | ずぼらママのイギリス田舎暮らし

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息子の小学校はイギリスの田舎にしては

まあまあ規模が大きく

一学年に3クラスあり

クラスには各30人ずついる



先日1学期の宿題リストが

担任の先生からメールで送られてきた



息子の学校では

学期初めに宿題リストが配られ

それに提出日とその日に求められる

宿題数も書いてある



大体毎週火曜日に提出で

基本は一つやっていけば良いが

週によって二つだったりする



児童は各々

リストの中からやりたいものを選ぶので

みんなが同じ宿題を持っていくというわけでは無い



日本で私が受けてきた教育とは

全く違うアプローチだが

イギリス人の夫も驚いており

彼が子供の頃は宿題は無かったらしい



さてその宿題リスト

PDFファイルで添付されていたので

自宅で印刷したのだが

同じようなのが2枚出てきた



最初は気づかなかったが

片方にはSENDと書いてあった



SENDは特別な教育を必要とする子のことで

日本では特別学級に所属する子供達の事である



もちろんSENDの子供達だけが通える

特別学校もあるが

イギリスはインクルーシブ教育のパイオニアらしく

SENDの子供もそのほかの子供も

一緒に学ぶことも多いのだとか



今までは宿題リストは

プリントでもらってきていたので

今回の件で初めて

SENDという言葉を知った



思い返せば

息子のクラスは担任の他に

アシスタントティーチャーが3人付いていて

元小学校教師の義母が

「ずいぶん多いわね」

と不思議がっていたが

(普通アシスタントは1人、多くて2人だそう)




両親ともに移民の家庭も多々いるので

サポートが必要な子供が多いからかな

と思っていた



思い返せば以前聞いた息子の話では

専任のお世話係が付いている子がいる

と言っていたので

そういうことだったようである



義母が働いていたころは

まだ移民も少なかっただろうし

学校の規模も大きくなければ

SENDの子がいないこともあるし

そういう学校ならアシスタントは

確かにそんなに必要ないかもしれない



息子の学校はそれなりに規模があるので

イギリスでありながら

インターナショナルスクールのような感じで

見た感じ特に息子のクラスは

非イギリス人家庭が多いように思う



インド系、中東、は見てすぐわかるが

白人でもポーランドやトルコ、ロシア系など

ヨーロッパルーツだったりする



お勉強を頑張らせたいなら

ほぼイギリス人家庭の子供しかいない

小さな小学校が良いとも聞くし

じっさいそういう学校の方が

オフステッドという学校評価ポイントも高いが



親としては

自分以外全員が純イギリス人

みたいな学校でなく

このグローバルな環境で

さらにSENDの子供もいて

色々な人がいる学校であれば



みんなと違うことを

なるべく気にせずいられると思うし
(実際のところは本人しかわからないが)

この国で学校に行けて良かったんじゃないかな

と思っている点でもある