☝今日のイメージ画像を生成AIに作ってもらいました。なんで漢字がわからない笑

刺青という谷崎潤一郎の短編小説を読んだのですが、感想が「やばい」しか語彙が出てきません。


一世紀前の昔の小説なのに情景が目に浮かぶような表現で耽美そのものでした。生々しいのとフェティシズムが。


これが谷崎文学かあ。


美しい若いお嬢さん(当時の吉原とか辰巳にお勤め)の背中に蜘蛛を刺青するなんて。


絵柄の選択権は彫られる側にないのかなあ。

主人公は、素晴らしい彫り師で職人なのだろうけれど、かなりS気質が強いなあ。

自分が彫られる側だと背中の彫り物が蜘蛛はちょっと嫌だわ。


若いお嬢さんの本質、資質を表したものらしいけど。


女郎蜘蛛とか絡新婦とか。

15分もあれば読み切れますので耽美な世界に浸りたい方はどうぞ。

青空文庫で無料で読めます。


絡新婦と書いて、じょろうぐも と読みますが

京極夏彦先生の 「絡新婦の理(じょろうぐものことわり)」は本気でお勧めできます。

武器にできるくらいかなり分厚いけれど。


去年、面白すぎて無理して一晩で読み切った後、膀胱炎になりました。

つらかった。

50代の徹夜はいけません。


 

 











ではまた。





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最後までご覧いただき、ありがとうございました。