江戸時代離婚は大変なこと | 歴史雑学の研究ブログ

歴史雑学の研究ブログ

このブログでは学校では絶対に習わない日本の習慣の歴史や、日本に点在する神社に関する表由緒、裏由緒そして古事記との関係をわかりやすく解説していきます。

江戸時代の離婚事情
 
こんばんは歴史ライター
山内健太郎です(^○^)
 
江戸時代は、男性中心の時代で、
離婚する時男性から、一方的に
三行半=離縁状を出されたら
女性は何も言えず、泣く泣く実家に
帰っていった。
時代劇では、そう描かれています。
 
しかし実際はそうカンタンでは
ありませんでした。
 
まずは妻の妊娠中三行半を書くことは
禁止されていました。
 
三行半を書いて離婚する時は、
結婚の時に妻から受け取っていた
100両あまりのお金=現在の1000万円を
返さなければなりません。
 
3、前妻からの三行半の提出がなければ
男性は再婚できません。ですから、
仮に男性に新恋人ができて、三行半を
妻に書いてもらっていたとしても、
いざ妻が、「私三行半もらってないよ」
といえば、再び1000万あまりのお金を
払い三行半を書くか、処罰されるかしか
道はありません。
 
一方女性はというと、新たに男性が、
できたら、家を飛び出して縁切り寺に
いきます。ドラマなどで、
「男性の暴力に耐えかね縁切り寺に通う」
という設定がありますが多くは
「新恋人ができたから、今の夫と別れたい」
という女性がかなりの数いたらしいです。
 
こうしでみると意外にも女性が強かった
ことがわかります。
当時は不倫は日常茶飯事であり、問題にも
ならず、多くは示談で済ましていたとの事
 
以上江戸時代離婚話でした。
{305FD2F0-FDC6-450F-AAF0-076AA047311C:01}