「自分軸」を育てる

クリスタルボウル奏者&心理カウンセラー

のNaoeです(^^♪

 

 

「こころ」と「からだ」

のバランスをとること

自分自身の時間と、

愛する家族、仲間との時間

のバランスをとること

 

 

私のサブテーマでもあります。

 

 

 

私の父はいわゆる

「仕事人間」でした。

毎晩帰宅は、1:00とか2:00

 

 

幼少期は父の顔を

見ない日がほとんど。

もし、見たとしても

帰宅してすぐにお酒を飲む父は、

いつも真っ赤な顔をしていました。

 

 

ある朝、しらふの父の顔をみて

大慌てをしたことがあります。

 

 

「お父さんが青い顔してる!!!」

と!

 

 

母に

「お酒飲んでないだけだよ」

と言われたことがあります笑っ

 

 

会社に尽くすことが自分自身であり、

全ての力、時間を会社に注いだ父

 

 

休みの日はドライブ

子供たちの行きたいところ

というよりは、

自分自身のストレス発散のために、

とにかく車を走らせる。

 

 

昼食はいつも高速のサービスエリア

 

 

 

 

 

その父の心の支えは、

たくさんの名刺

たくさんの年賀状

でした。

 

 

「俺にはこれだけの価値がある」

よく言っていました

 

 

でも、

私にとってはただの紙切れ。

 

 

父にとっては、自分自身といえるほど

大切なもの。

 

 

 

父にとって、

その紙切れにどんな意味があるのか

その時の私にはわかりませんでした。

 

 

父は、今まで何を大切に

生きてきたんだろう

わたしはなんとなく

心のどこかで思っていました。

 

 

その父が退職する日が来ました。

 

 

退職した父は、すべてを失った

かのようにうつ状態になりました。

そして、部屋で一人、

名刺を一枚一枚破り、

処分している姿をみました。

 

 

涙を流しながら一枚一枚

 

 

その後の父は、

母に手をあげ、罵声をあびさせ

子供に泣いてすがり・・・

の日々がつづきました。

 

 

 

 

自分自身て何だろう。

自分らしいって何だろう

自分を生きるって何だろう

 

 

会社にとって、自分自身は

いてもいなくてもいい存在。

 

 

いれば助かる!

でもいなければ、他の人を雇うだけ。

 

 

たとえ、父が抜けても

たとえ、私が会社から抜けても

 

 

会社が大変なのは、

長くて、せいぜい一カ月程度、

 

 

後任のスタッフが配属されれば

元の通り動き始める。

 

 

 

会社は、自分自身ではない。

 

 

これは私も病休をとって実感したこと笑っ

 だから父の痛みも良くわかりました。

 

 

では、なに?

 

 

 

 

昨日カウンセリングの

師に言われました。

 

 

「あなたのいいところは、あたたく、一緒にいるとホッとする、心から休まる。そんな、やさしさを持っているところです」

 

 

と。

 

 

 

????????

 

 

 

私の頭の中は???

 

 

だからなんですか????

 

 

という感じ。

 

 

 

 

師匠の言葉はいつも核心。

 

 

だからきっとこの言葉も

核心なのであろうことは、

思考では予測がつきました。

 

 

でも私にとっては、

「当たりまえのことじゃない?」

という言葉がよぎりました。

 

 

だって、目の前の人に

イライラなんて渡したくない

暖かい空間でその人らしくいてほしい。

 

 

というか、

私自身、快活でいたいけど、

性格的に、むりなんだもの笑っ

 

 

穏やかでいることしか!

できないんだもの笑っ

 

 

本当なら、元気で明るく、一緒にいる人が

元気になったり、大笑いしたり

そんな空間を作れる人でありたいのです。

 

 

 

 

でもね。

ホントに無理なんですわ笑っ

 

 

人より動きが遅くて

人を笑わせるほどのパワーもない。

私は、ゆっくりと相手と向き合い、

話に耳を傾け、受け取る

 

 

それしか!!!

できないんだもの!!

 

 

昔、兄にも言われました。

 

 

お前はくらいな

 どうせ一人の世界で

笑いもなく黙々と一人で

努力するんだろ

 

 

面白味がないな

 

 

・・・・・

そうですよ・・・

どうせ私はくらいし、不器用ですよ。

派手さや明るさはありませんよ!!!

 

 

私の心の中はこんな感じでした。

 

 

「あなたのいいところは、あたたく、一緒にいるとホッとする、心から休まる。そんな、やさしさを持っているところです」

 

 

今更そんなこといわれでもね・・・

 

 

 

そこをいいところと思えと???

 

 

てな感じ。

 

 

 

 

 

「自分を愛する」

  自分を愛するとは、罪悪感を抱いている自分の部分を許すこと、自分の価値を認めて褒めてあげること。また、自分の心身を優しくいたわってあげること

自分を愛することは、何よりもまず、自分を許すことです。

(プラマイ心理ナビカード解説書より引用)

 

 

自分を愛する、自分を大切にするって、

一見、自分を自由にしてあげる

自分のやりたいことをやらせてあげる

 

 

と解釈してしまいがち。

 

 

でもそれは、一歩間違うと

ただのわがまま

自由奔放で、周りを振り回すだけ。

 

 

 

自分を愛するとは、

「自分を許すこと」

 

 

 

明るくなくなっていい

パワフルじゃなくたっていい

 

 

あなたにしかできないこと

「あたたく、一緒にいるとホッとする、心から休まる、そんな、やさしさ」

 

 

そんな自分を素直に

そのまま生きればいい。

 

 

 

そんな風にうけとれると

肩の荷がストーンとおりたように

軽くなる。

 

 

自分ができることをすればいいのだ

それが、私に与えられた才能だ。

 

 

自分にとっての当たり前

その人のあたり前が「才能」

だったりする

 

 

 

もし、

あたたく、一緒にいるとホッとする

そんな、やさしさを必要としている

方がいたら、喜んで与えることができる。

 

 

 

そして、声を大にして伝えられる

「大丈夫」

「そのままのあなたで大丈夫」

 

 

 

私が伝えたいことを全てが

ここに凝縮されている

 

 

「大丈夫  そのままのあなたで大丈夫」

 

 

今日はここまで\(^^)/