ひとつ前の記事を書いていて
お弁当つながりで思い出したのだけれど…。
その人は当時三十前で既婚者。
毎日愛妻弁当を持参されていました。
が、その人は毎日毎日そのお弁当を
手を付ずに会社のゴミ箱にポイしてたんです。
食べたフリをしてカラのお弁当箱を
何食わぬ顔をして持って帰っていたんです。
「お弁当はいらない」と
ちゃんと伝えていたのかどうかは知りませんが
その人は内勤で奥様は元同僚なので
断る理由が見つからなかった気がしないでもない。
それはそうとして
どうして手も付けず食べずに捨てていたのか?
決して料理が下手で不味いわけではなく
ただ単におかずが気に入らなかったらしいんですよね。
奥様は田舎育ちでお野菜大好き。
どっぷり和風の煮物大好きな方で
その人は某有名メーカーの社長の息子で
オムライスやハンバーグなどが大好きな
俗に言う[お子ちゃまメニュー]が大好きな煮物苦手派。
朝、昼、晩と三度々々苦手な食事は確かに辛い…。
せめて外にいるときくらいは好きな物を
と思う気持ちはわかりますよね?
でも手も付けずに捨てなくても…とね。
せっかく作ってくれたんだから…と
食べた振りをするのも
優しさのひとつかも知れませんが
ずっと一緒に歩んで行く相手なら
あたしはちゃんと言って欲しいと思うんだけど…。
ちなみにその人はその後、離婚されました。
理由は知らないけれど
何となくそういうことの積み重ねかな?
なんて思ったりしたのでした。