岩崎武雄 著
『正しく考えるために』
読了しました。
そもそも、
この本を読もうと思ったきっかけは、
公文式の国語教材で使われていたので。
読んでみてわかったが、
教材で引用されていた部分はほんの最初の部分で、たまたま教材で読んでしまったがために、
「もっと読んでみたいな」なんて思ってしまって、
ズブズブと難しい話に引き込まれていってしまう、
って感じでした。
「考える」は「考える」でも、
「正しく考える」ことが必要。
「誤った考え」では、「誤った判断」→「誤った行動」→「重大(悪)な結果」
を引き起こしてしまうから。
だから普段から「正しく考える」ことに習熟していなければならないよね、
じゃあどうすれば「正しく考え」られるようになるかな、
…というのが大まかな主題。
まず、前提として、正しい判断をするためには正しい知識を持つことが必要。だけど、
多くの知識を持っているからといって正しく考えることができるかというとそういうわけではない。
…そのへんが難しいところ。
そこで、大事になってくるのが、
「批判的精神」。
とはいっても、何でもかんでも批判、否定、するのではなく、
いろんな人の意見を、そして時には自分の意見も、
本当にそれでいいのだろうか
と吟味すること。
自分の意見こそ正しいと決めつけたり、
逆に人の意見を鵜呑みにしてしまったり、
せずに、
全ての意見から学ぼうとする謙虚な態度。
それが、批判的精神。
そして、
熟慮の結果、何かについて判断をする時。
その自分の判断が唯一と思ってしまいがちだけど、多くの、正しい判断、が成立することも、わかっていなければならない。
人によって、見方感じ方は違うからね。
で、
ものを考える時の具体的な方法として、
いろいろなテクニックが紹介されるわけです。
演繹法(三段論法)とか。
弁証法とか。
その中のもっと細かい用法とか。
その辺はもう、クラクラしながら読みました
(;𖦹ࡇ𖦹)。
正しく考えるって、難しい。
そもそも考えることをしなくなりつつある。
でも、だからこそ、
考えることをやめないようにしなければな、と思う本でした。


