富士五湖から、1週間以上、経ってしまいました。
人類がついにフルマラソン、2時間の壁を突破したのに、遅すぎる!
いろいろ考えたら書き始められないので、走り出します。
今回の最低限の目標は完走。
そして、願わくば「歩かない」。
そんな気持ちで臨みました。
スタート!
ヘッドライトを点けて、たくさんのランナーと走るのはもちろんはじめて。
その状況に、ちょっとテンションがあがります。
はじめは長い下り。
コースを理解してなかったので、帰りはこれを登るって意識せず、楽しく下らせていただきました。
富士山だ〜
今日一日、よろしくお願いします、の記念撮影。
概ね6分。
結構、信号がありました。
引っかかると7分台になったり。
第1エイドのボランティアで、ジュリアーノさんがいたので、ご挨拶だけ。
後で寄ります。
最初の湖、山中湖に到着。
夜明けの空がきれいでした。
青空・富士山・湖・ランナー。
これ、撮りたかったんです。
自分の影は余計でした。
「湖ひとつに写真は2枚まで!」なんて思ってたけど、一湖目で既に放棄です。
逆さ富士!
白鳥もいるんですよ。
山中湖をぐるっと回って。
この頃になると、後発の100km CやDブロックの速いランナーが追いついてきます。
「今日は富士山に癒されますね」と声かけてくれた男性と、しばしお話ししながら。
ウルトラはこういうのが楽しいです。
チャレ富士は、5Lakes に2回出て、2回とも100kmあたりの関門でDNFだそう。
お互い、がんばりましょう!
第8エイドで2度目のトイレを済ませて、ボランティアをしてくださっているジュリアーノさんと再開です。
ボランティアさんは、ほんとに朝早くから長時間、大変。
ありがとうございます。
コーラを注いでいただいて、力もらいました。
パウンドケーキを咥えて出発。
この後は、しばらく湖の見えない区間。
もう既に、どこで何を食べたか忘却の彼方です。
が、この頃は、エイドでは基本止まらず、食べ物をいただいて、走りながら食べました。
クリームパン・あんぱん・梅干し・おにぎり・オレンジ・グレープフルーツ・バナナ・ワッフル・トマト・カステラなど。
が、46kmあたりのエイドでいただいたおにぎり。ラップをすごく気前よく使ってくださってるので、なかなか開けられな〜い。
でも、お米の給食、ありがたかったです。
50kmの手前で、長い下り坂がありました。
どんどん抜かされるけど、下りが苦手な私。無理して疲れないよう、ここはマイペースで。
河口湖、きました!
やっぱり、冠雪の富士山の姿は唯一無二。
あれ?
写真が西湖まできてしまいました。
河口湖から西湖って、よくわからなかったのかなぁ。
桜のフレームには、少し遅かったようですが、低山からのぞく、また少し、趣の違う富士山。
で、「ここでしか飲めないよー」の呼び込みで、湘南ゴールドエナジー、いただきました(たぶん、ここ?)
ちょっとぬるいけど、って申し訳なさそうにおっしゃるけど、それがウルトラのエイドでしか味わえない味なんですから。
さて、半分きたよ!
6分30秒くらいに落ちてきましたが、気にしない。
この辺りで後ろから、「お姉さん、ウルトラよく出てるんですか?」とお声かけいただく。
さっきから、下りで抜いても上りで抜かれるんですよ、とおっしゃる。
この頃になると、上りでは歩くランナーさんも増えてきます。
が、青梅街道のおかげか、上りはあまり苦になりませんでした。
もちろん、うれしくはないけど。
一緒に走っている間に、60km通過です。
60kmきましたね!、というと、「まだ、半分ですか〜」と。
これこれ。
まだ半分、あと半分。
ランナーの心情としてはどっちも正解。
一応、私の方が(だいぶ)お姉さんみたいなので、「あと半分、って思いましょう」なんて余裕かましてみました。
実は私も、練習で60kmまでは、そこそこ走れたので、心の支えにしていたのですが、この先はどうかなぁと。
でも、調子は悪くない。
心配してても頭と心が疲れるだけだから、と強気でいきます。
で、吉田のうどんです。
復路でもいただけるようですが、早いうちに食べておこう、といただきました。
七味唐辛子フリフリで。
おいしかった、ごちそうさまでした。
うどんは止まって食べました。
精進湖、きました。
この頃になると、湖の順番とか、これは何湖?って少し混乱してました。
富士五湖全てと富士山の写真が撮りたかったので、撮れててよかった。
残っていた桜とも。
このあたり、ランナーも少なく、辛そうな女性ランナーがいたので、「富士山きれいですよ、がんばりましょう」って声かけさせていただきました。
ウィメンズのとき、励ましてもらってうれしかったから。
で、今回、もしかしたら一番辛いと感じたのが、70〜90kmだったかもしれません。
一緒に走るランナーが少なくなったのもあるし、疲れてきたけど先はまだまだ、という状況でもあるし。
アップダウンも結構あるし。
この頃は、既に大腿部の筋肉痛が始まっていて、下りが痛い!
もう、筋肉がブチブチ壊れて血尿が出る、という非科学的イメージに支配されてました。
そして、痛恨の「エクレアスルー」。
70kmのエイドでいただこうと楽しみにしてたのに…
やっぱり注意力散漫だったんですね。
どんなエクレアだったのかなぁ。
(エクレアハエクレアジャロ)
走ってる最中に忘れたことに気が付かなかったのは幸いだったかも。
が、しんどくても走っていれば少しづつでも進んでいくもの。
最後の湖、本栖湖、きました。
(最後は精進湖だと思っていたのは誰だ)
富士山、少し遠くなったね。
それだけ走ってきたのね。
給水は、40kmくらいから、1km走ったら、ソフトフラスクから2口ほど飲もうと思ってましたが、忘れたりで、あまり飲まずにきてしまいました。
フラスクへの補給も、飲み切らずに3回だったかな。
6分台でも、7分に近くなってきました。
でも、まだ関門クリアには、貯金が増えている状況です。
大丈夫!
くろ玉は、食べてみたかった給食。
なかなかリッチな、食べ応えのある和菓子でした。
そして、90kmを超えたら、100kmのばななん。エイドまで、もう少し。
こういう楽しい目的があるって、ほんとに力になります。
100km遠いと思ったけど、残り20kmって、絶妙なポイントだと、後から思いました。
やってきました、ばななん。エイド!
ついに、ばななん。さんとお会いできました。
2024年の静岡マラソンで、ばななん。さんとは知らず、「富士山がいる〜」って通り過ぎた、あの富士山が目の前に。
そして、NaNa さんにも。
ブログの中のNaNaさんそのままに、華やか!
大江戸小江戸完走したランナーさん。
残念ながら、エイドはほぼ完売状態。
多くのランナーさんが癒されたあと。
でも、とっておきのスイカ、いただきました!
初物です。
それから、カルピスいただいて、NaNaさんから、うなぎサブレいただいて。
ふじおさんも、記念撮影に引っ張りだしてしまった。
誰だ?このおばさん? だったと思います。すみません。
ありがとうございました。
そして、残り20kmを走り出す。
楽しみが済んでしまった…
でも、残りは、いつも週末走ってる距離。
よし!
と、思ったものの、身体と気持ちは正直です。
5km走った後は、7分台が当たり前になりました。
でも、まだ走れてる。
信号待ちの間は、前屈して姿勢の保持に努めました。
昨年のサロマ湖は、最後、上半身が後傾してしまって、脚が前にでなかったからね。
信号が青になったら、ためらわず走り出す。
残り10km。
カウントダウンが始まります。
おしるこ、いただいたの、こんなに後だったっけ。
おいしいけど、熱くて飲めないのよ、これが。
そして、最後の上り坂が始まりました。
100kmや80kmのランナーさんがほとんどで、もう、誰も走っていないと言っても過言ではないくらい。
8分台に落ちても、走ってさえいれば、やっぱり進むのは早いです。
この坂で何人抜いたんだろう。
それにしても長い上りだなぁ。
歩かない、を目指していたものの、最後の坂は、歩いている人と速度が変わらなくなったら、歩きも入れようと決めていました。
それは、「戦略」です。
…と、いうことにしといてください。
だんだん速度が遅くなって、多分、300mくらい歩きました。
平になりそうなところが見えてきて、周りの何人かが走りだします。
走り始められるだろうか、とチラッと思いましたが、ためらわず走り出す。
だってね、明るめサラツヤ髪をヘアバンドで留めた爽やかな青年が、「残り少しです。最後、いきましょう!」って声かけてくれましたもん。
同じBウェーブのランナーさん。
なんか、いいです。
下りで腿が痛くても、もう走らない理由はない!
残り1kmの表示が見えました。
で、ここでちょっとパニックに。
だってマイガーミンだと、1km以上残ってるんですけど。
えっ、どこか飛ばしてきちゃった?
ここまできて距離が足りないとか、嫌だ〜
と、焦っていたら、100kmのランナーさんとは、別ルートに誘導されました。
距離の違うグループの1kmだったみたいです。
誰もいないルートを遠回りしていたら、距離があってきました。
よかったよー
誘導の方が、腕を大きく振り回して、呼んでくれている。
今度こそ、ほんとのゴール。
会場に入ると、自分の名前が呼ばれ、コメントが読み上げられます。
えっ?そんなこと書いたっけ?
でも、うれしくて、うれしくて、手を振って応えました。
ゴールでテープを切らせてもらったのは、はじめてでした。
最後に笑顔でゴールできるのは、やっぱりいいな。
エイドを終えて、ゴールでのサポートにまわってきていたジュリアーノさんと再開し、メダルもかけてもらえました。
デ・ジャブ感あるけど、こちらはゴール後です。
100kmに出ていたパークランのお仲間も、迎えてくれました。
帰ってきたよ、富士山。
山ほどの献身と好意に支えられた、長い長い一日。
贅沢な一日。
ありがとう 富士五湖




























