ベルリンマラソンの締め | どこ めざしてんの?

どこ めざしてんの?

ランニングと登山にうつつを抜かしたい年頃です

 走りの振り返りだけはなんとか書いたベルリンマラソンのこと。

 「今更」感が満載ですが、最後に、あれもこれも詰め込んで、おしまいにしたいと思います。


 長いので、目次です。


🇩🇪 いろいろあったスタートまで

 ① 朝食、食べ損ね

 ② 自分のウェーブ知らなかった

 ③ 荷物預け、どこ?

 ④ カオスなブロック整列

 ⑤ ガーミンがー!!!

🇩🇪 応援のこと

🇩🇪 コースの名所ってどこだった?

🇩🇪 ランナーさんとの出会い

🇩🇪 観光・食べ物



🇩🇪 いろいろあったスタートまで


 …でしたね、思い返せば。


① 朝食、食べ損ね

 まず、朝食で失敗。

 前日に、部屋に冷蔵庫もないのに、モッツァレラチーズとトマトのサンドイッチを買ってしまい…


 こんなのね。


 窓の外に吊るしておけばいいか〜、なんて考えていたのにすっかり忘れ…


 朝になったら、痛んでないか心配になり、それでも迷ってちょっと齧ってみたり。

(オイシカッタノヨ、コレガ)


 全然平気そうでしたが、ここまできて、お腹痛くなったらシャレにならないなぁ、と、もったいないけど食べず。

 チョコレートデニッシュみたいなのひとつで済ませました。


 普段はこういうこと、まったく気にせず食べるんですが、やはり、いつもと違う心理状態になるんですね。


 17kmあたりで、腿から力が抜けたとき、「あぁ、サンドイッチ食べとけば…」と思わずにはいられませんでした。


 救ってくれた羊羹も、載せておこう。
 ありがとう(チョットカタイヨ)。



② 自分のウェーブ知らなかった

 明け方、そういえば、私、どこのウェーブで何時出走なんだろう、と。


 それ、当日の朝、考えることじゃないよ、と自分にツッコミたい。


 ゼッケンとかサイトとか見ても、書いてない(ような)ので、とりあえず、トップのスタート 9:15に間に合うように、行くことに。


 会場をウロウロして、見つけましたよ。

 スタートブロックがDなので、9:15。

 


 うゎ〜、第1ウェーブだ! なんてちょっと感動したりしてました。

 それにしても、スタートだけでも1時間以上って、すごいです。


 何時までにスタートブロックに入ってください、的な案内はなし。



③ 荷物預け、どこ?

 で、次が荷物預け。

 これも、どこに情報があるのかわからず。


 会場ウロウロして、これを見つけたのですが…



 ゼッケン番号から、Vだってことは、わかったんですが、この地図と今いる場所の位置関係がわからない。


 たぶん、この地図の前で、10分近く悩んでたと思います。


 で、全体図と見比べて、当たりをつけて探しはじめたら、すぐ斜め前だったというオチでした。


 ウェーブにしろ、荷物預けにしろ、前日あれだけ会場ウロウロしてたのに、なんで確認しないかなぁ。


 まぁ、自分では落ち着いて行動しているつもりでも、こんなもんです。



④ カオスなブロック整列

 「カオス」といった時点で、「整列」と反しますか。


 トイレにいったり、寒いから脱ぎたくないなぁ、などと思いながら荷物を預けたり、食べるものくれないかなぁとキョロキョロしながら、Dブロックへ移動です。


 ここは、ちゃんと前日確認してたもんね、といい気になっていたのですが、すごい人、ヒト、ひと!



 間に合うんかいな。


 大きな道から、各ブロックに枝分かれしていくのですが、流れに乗っていたら、少し外れてしまったらしく、こんな柵を乗り越えるハメに。

 横に抜け出ることもできず、乗り越えさせていただきました。




 写真左に本来の通路があるので、私たち、ズルしたってことね。


 スタートの直線道路はまだですかー?

 なんか、また登ってる人がいる。



 やっと辿り着くも、これ以上進めず。

 この時、9:07くらい。

 スタートブロックの直線道路は、「D」の看板の向こう側です。

 もう、ここまできたら、いいや。



 このあたりから、防寒着を着ていた人たちが、脱いでは投げ、脱いでは投げ。


 ブロック外に向かって投げているのでしょうが、届くわけもなく。






 思わず、動画を撮ってしまいました。



⑤ ガーミンがー!!!
 今回最大級、心臓がバクバクしたので、大きな字にしてみました。

 この期に及んで、インターネットがなんちゃらで、ガーミンが計測モードになりません。

 私、こういうのには、からっきし弱く、頭が真っ白に。
 スマホの方を、もう一度見直したり、電源入れ直したり、いろいろ試すも、ガーミン働かず。

 隣の女性が「時間が知りたいの?」みたいなことを聞いてくれたので、「GPSが働かない」と訴えてみるものの、同情を示されたのみ。

 もう、スタート時間は過ぎている…
 せっかくのベルリン、ガーミンと走りたかった…
 ログ、残したかったな…

 などなど、諦めモードになった頃、なぜだかわからないけど、ガーミン復活!

 ものすごく、うれしかったです。
 一緒に走れるね。
 スタートまでのロスタイムがたくさんあってよかった!

 そして、こんな大型スクリーンに見送られ、ノリのいい音楽で踊りながら、スタートできたのでした。

 めでたし、めでたし。


 

 ガーミンも、慣れない土地で、ちゃんと働きました。

 




🇩🇪 応援のこと


 ベルリンの街を、ぐるっと回るコースなので、応援も途切れることはありません。

 もちろん、知っている人はひとりもいませんが、小さい子どもがランナーとタッチしようと、手を差し伸べていたり、お年寄りが椅子に座って見ていてくれたり。

 

 どこの国も、変わらず、暖かい応援でした。

 はじめの方で、ドイツ人の和太鼓のグループが演奏してくれていたので、大きく手を振ったら、(東洋人として?)認識してくれたみたい。


 それにしても、メキシコ🇲🇽はすごいです。

 沿道に何回も、国旗🇲🇽を見かけたし、メキシコ人ランナーは駆け寄ってハグしたり。全力応援です。


 それから、ゼッケンに名前が書いてあるので、2回ほど、名前を呼んで応援してもらえたの、うれしかったです。



🇩🇪 コースの名所ってどこだった?


 えーと、これはほんとに残念。

 事前学習が全然足りておらず、どこに何があるのか、まるっきり頭に入れていませんでした。


 何かは見たのですが、ほとんど記憶にありません。


 言い訳ですが、最後まで結構な人口密度で、周りのランナーに気をつけていたこと、路面に気をつけていたこと、エイド付近はプラコップを踏まないよう、足元を見ていたこと、など。


 なにしろ、コケるのだけは、避けたかったので。


 下ばかり向いていた訳ではないのですが、いろいろ見落としたみたいです。

 後から、他のランナーさんに写真を見せてもらって、「こんなとこ、あった⁉︎」の連続でした。



🇩🇪 ランナーさんとの出会い


 ひとり旅、ひとり参加でしたが、ベルリンマラソンのブログを書くことによって、何人かの参加されるブロガーさんと、繋がることができました。

 お名前だしていいのかわからないので、書きませんが、ドイツ在住の方も。

 日本から参加の方とは、またどこかでご一緒できるでしょうか。


 それから、記念撮影のお立ち台に並んでいたら、後ろのご夫婦の奥さんが日本人。

 韓国人のだんなさんと、カナダに住んで、いろんなところに走りにいってるんだそうです。


 それから、荷物受け取ったところで声をかけてくれた、Aさん。

 彼女も日本から、ひとりで参加してました。

 写真取り合ったり、駅までおしゃべりしながら歩いたり。

 彼女、しっかりコース上の名所の写真を撮ってたんです!

 しかも、上手!

 ちゃっかり、共有させてもらいました。



🇩🇪 観光・食べ物

 まず、公共の場では、トイレが有料。

 それにコンビニがないので、トイレはなかなか不自由でした。

 さすがに、ランナー用の仮設トイレはタダでしたよ〜(アタリマエカ)



 

 子どもの頃、国が壁で区切られているって、どんなことなんだろう、と思いを馳せた街。

 観光、というには重い場所もありました。


 戦勝記念塔と、


 その近影


 国会議事堂


 虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑

 たまたま通って、お墓みたいだな、と感じた場所。



 イーストサイドギャラリー

 ベルリンの壁。


 チェックポイント・チャーリー

 東西分裂時の、国境検問所。

 旧アメリカ側からはソ連兵、旧ソ連側からは米兵の写真が見えるように掲げられていました。



 カイザー・ヴィルヘルム記念教会

 第二次世界大戦の爆撃で、破壊されたままの姿で残されています。






 食べ物は、あまりご披露するようなものもありませんが、旅の思い出に。


 これは、立食いでおもしろかった!

 カリーヴルスト。



 スーパーとパン屋で調達した、1日目の夕食。

 この茶色のパンは、どこにもありました。



 プレッツェル🥨が食べてみたくて、カフェで朝食。



 こちらは、ハーブ?とバターが挟まってます。



 レース前夜の夕食。

 炭水化物が欲しくて、アジア風のお店の焼きそば。

 小さく見えるけど、量は結構ありました。



 最後の夜は、勇気を出して、川沿いの雰囲気のよいレストランで、おひとりさま祝賀会。

 ミートボールと迷ったけど、Google翻訳したら、材料に「ザリガニ」と。

 翻訳間違いだと思いますが、冒険せずに、鶏胸肉のフライドチキンみたいな料理にしました。




 締まりのない、レポになってしまいました。

 でも、楽しかったベルリンマラソン。
 第50回の記念大会を走れて、光栄でした。


 ありがとう、ベルリン。