谷川岳(ハクサンイチゲを求めて) | どこ めざしてんの?

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ランニングと登山にうつつを抜かしたい年頃です

 ランニングをはじめるきっかけとなった登山。山行記録も、また、残していきたいと思います。

 

 北海道転勤や新型コロナで、3シーズン、本州の山から遠ざかっていたので、今年は、隙あらば、登ってきました。

 

 3月  雪の大菩薩嶺

 4月  三条の湯からの雲取山

 5月  新しい靴とメスティンと日の出山

 6月  ハクサンイチゲの谷川岳

 9月  リベンジ立山

 10月  紅葉の木曽駒ケ岳

 

 どの記録も残したいけれど、まず、谷川岳から。

 

 

 谷川岳(1977m)

 
 2022年6月18日 (前泊日帰り)
 
 今の生活環境からして、登りやすい山は、金曜の仕事終わりから出発して、土曜日の16時くらいには戻ってこられるところ。
 探した結果、谷川岳が行けそうで、更に、6月にはハクサンイチゲが見られるということで、決定。
 
 行くとなったら、毎日何回もネットで天気予報をチェックして一喜一憂。だってどうせなら天気がいい日にいきたいのが人情。
 
 予報もよさそうなので、北海道仕様の愛車・ハスラーに、装備や毛布を積み込んで、前日の夕方から、出発。
 家から、谷川岳ロープウェイ駐車場まで、2時間半程度のドライブ。このくらいの運転時間で行ける山はありがたい。
 
 手前のコンビニで食料を調達して、車中で夕食を済ませ、ロープウェイ駐車場に、21:30頃、無事到着。2割くらいの利用状況だったかな。
 さてさて、シートを倒して、後部座席とフラットにし、毛布被って、おやすみなさい。
 
 夜中に到着するクルマや、乗り降りする人の気配で熟睡とはいかなかったものの、4時に起床。
 
 準備をしつつ、明けはじめた空を確認。雲はあるものの、明るいので一安心。
 クルマもかなり増えていた。
 
 目の前を、カラビナやロープ装備のふたりの青年が、足取り軽く、出発していく。
 うわっ!かっこいい!
 そうか、ここには一ノ倉を目指すクライマーもいるんだ。谷川岳は上級クライマーの岩の山でもあり、ロープウェイを使って比較的手軽に登れる山でもあり。
 
 それぞれ、今日の山行を思いながら、準備し、出発していくのが、すごくいい。
 …と、理想を妄想しつつ、実は「下りてきたら何食べようかな〜」とか、考えてる人も多いよね。登山者あるある。
 
 5時、出発。
 ロープウェイは使わず、西黒尾根を登る計画。
 
 

 

 登山口まで、少しだけ舗装路を登っていくときから、もう、何ともいえない、うれしさが込み上げてきて。
 
 静かな早朝に、山に入っていく、あの感じは、ほんとうに、好き。
 

 

 登山口からしばらくは、樹林帯。
 西黒尾根は、日本三大急登だそうだけど、確かに休ませてもらうことなく、どんどん高度を稼いでいく。
 
 時々覗く山並み。
 
 

  

久しぶりのギンリョウソウ。

 

 

 

 たまに、ソロの男性に抜かれたり、ふたり連れを抜かしたり。でも、基本的に人が少ないので、自分のペースで登れる。
 
 登りはじめて、1時間半、手品のようにパッと視界が開ける。
 

 

  こういう瞬間は、思わず声があがる。

 

 この時は、年配の男性がふたりいらしたけど、「いい景色ですね〜」「天気もよくなって最高ですなぁ」「健脚ですねぇ」などなど、しばらく、お達者倶楽部的会話で、お互いの幸運を讃える。

 こういうのも楽しい。
 
 遠くに、ロープウェイの天神平駅。ロープーウェイより高くまで登ってきた。

 

 
 
 森林限界を超え、この辺りから、岩場が多くなる。右手に、深い谷間の雪渓を見ながら岩に取り付いて登っていく。

 

 

 

 

 

 

 「馬の背」はいろんな山にあるけど、「ラクダの背」ってめずらしい?山頂が見えてきた。

 

 

 

遠くまで、山が連なってる。日本の山並みはいいなあ。

 

 

 

 お見苦しいけど、焼きそばパンが、とてつもなく、おいしかったので記念撮影。更なる登りに備えて、エネルギー補給。
 

 

 

 大好きなウスユキソウの仲間。こんな山の中で、なんでこんなに品がいいの?

 

 

  ピンクが鮮やかなイワカガミ。

 

 

 登山道には、先をいく登山者の姿が点々と。この辺りが、西黒尾根の核心部かな。

 今回撮った写真(山部門)の中で、一番好きな写真。

 

 私もいくよ〜

  
 ひたすら、登っていたのか写真がない。
 
 肩ノ小屋の手前の雪渓に到着。
 ここは横断で、軽アイゼンなくても大丈夫。念のため、ストックは準備する。
  ここまでくれば、急登は終わり。

 

 

 
 肩ノ小屋到着。
 ここで、ロープウェイ→天神尾根ルートと合流するので、一気に登山者が増える。
 

 

 まずは、小屋を右手に折れて、双耳峰の手前の山頂、トマの耳を目指す。
 
 あっという間に、トマの耳に到着。
 

 

 

 続けて、もうひとつの山頂、オキの耳へ。
 
 ここで、6月の谷川岳を選んだ理由のひとつ、ハクサンイチゲに、やっと、出会える。
 ちょうど見頃で、ピンクのハクサンコザクラと、寄せ植えみたいに咲いている。

 

 

 しみじみ、今日登れて、よかったよ。

 
 オキの耳に到着。
 標高としては、こちらが1977mで、1963mのトマの耳より高いけれど、一等三角点があるのは、トマの耳。

 

 

 山頂でしばし、休憩。
 周りの山々を見渡しながら食べる草大福は、おいしい。
 

 

 
 オキの耳から、トマの耳をのぞむ。

 

 

 
 少し先の、富士浅間神社奥宮までいってみる。
 お賽銭はないけど、参拝。

 

 

 戻りながら、もう一度、お花畑を堪能。
 高山植物って、どうしてこんなに可憐なんだろう。
 

 

 

 

 

 

 さて、下り。

 肩ノ小屋までもどって、天神平に下りるルートへ。

 

 

 ここで、となりの中ゴー尾根の稜線に心奪われる。

 いい稜線だなぁ。

 稜線って、なんでこんなに引き付けられるんだろう

 

 

 
 
 美しい稜線に、さようなら。
 小屋から天神ルートを下り始めるとすぐに雪渓。
 ここは、短いけれど、完全な下りで、じゃりじゃりなので、軽アイゼンを装着。それでも滑る。
 これは下ってから撮った写真。

 

 
 天神平までは、比較的平和な道で、高山植物を楽しみながら下山。

 

 

 

 

 

 
 ここが、第一見晴かな?
 (ワタシハノボラナイヨ、ソンナコワイトコ)
 

 

 
 山頂も遠くなる。名残惜しい。
 登って行く人たちとのすれ違いも多い。
 頑張って!
 
 
 
 最後はみごとなシラネアオイに迎えられて、ロープーウェイ天神平駅に到着。
 

 

 
 ここからは、ロープーウェイで楽々下山。片道1250円なり。

 

 

 無事にもどってこられました。
 ただいま、ハスラー。
 駐車料金500円を払って、帰路に。
 
 いつもは、運転が面倒になるので、ソロのときは下山後の温泉は我慢するけど、今回は時間もあったし、町営の「湯テルメ 谷川」に浸かって、さっぱりしました。
 
 登りそうで、登っていなかった谷川岳。
 西黒尾根を楽しみながら、期待通り、ハクサンイチゲの盛りにも出会えて、よい山行でした。
 
<行程>
 前泊
 05:00 ロープーウェイ駐車場発
      西黒尾根へ
 06:45  ラクダの背
 07:55 肩ノ小屋
 08:00 トマの耳
 08:17 オキの耳(休憩)
 08:45 富士浅間神社奥の院
 09:20 肩ノ小屋
     天神尾根へ
 11:05 ロープーウェイ天神平駅
 
 行動時間 6:05