続きです。

1️⃣感謝がベースにある

 

 

についてですが、

これは、日頃から感謝するような人は、

人から好かれて当たり前

評価されて当たり前

という話ではなく、

 

 

また、感謝するような在り方をしていれば、

物事はうまくいく

という話でもなく、

 

 

私が、さきこさんが勧める感謝ワークをしたり、

自分の職場でいろんな人を見たり、

自分も若い頃と何が違うかを検証したり、

した上で、気づいたことがあります。

 

 

 

それは、

感謝に溢れている人は、

想像力にも溢れている

ということ。

 

 

そして、それは、結果として、

 

 

気がつく→気がきく

 

 

にもなりやすい。

 

 

 

例えば、すごく日常的な仕事の場面でいえば、

 

 

上司に注意をされた

上司に指摘された

 

 

こういう自分にとって、

不都合だったり、嫌な気持ちになることがあった時、

 

 

自分の世界だけで判断すると、

「こう言われて嫌だった」

「あんな言い方しなくてもいいのに」

「みんな、こう思っているのに」

となり、不平不満で終わる。

  

 

それは、不平不満を持ってはいけない

ということではなく、

不平不満をもったまま、

 

 

だけど、もう一つ先の、



「私には知らないわからない何かがあるのかもしれない」

 

 

という視点(想像)があるだけで、



自分の世界から

一つ世界が広がるのです。

自分の知らない世界を知る

という一歩につながる。

 

 

そして、

不平不満を安易に言葉にすることが減る。

 

 

 

不平不満を感じることと、

実際に公に口にする(形にする)ことは、

随分と違うということは知っていた方がいいと思います。

 

 

自分には知らないわからない世界や事情があるかもしれない

 

 

この視点があるだけで、

安易に、不平不満を、公に言葉にすることは、

確実に減ると思いますが…

 

 

なぜ、安易に公に言葉にしない方がいいかと言えば、

 

 

取り返しがつかない

 

 

こともあるからです。

 

 

身内や気楽な仲間で話すのと、

公で意見するのは、社会では大きく異なります。

 

 

話が少し逸れましたが、

 

 

自分には、知らない世界や事情があるかもしれない

 

 

この姿勢で仕事をしていると、

実際にそうであることに気が付いていきます。

 

 

 

自分が知らなかっただけで、

 

 

 

たくさんの人の事情があったこと

たくさんの人に支えられて自分が仕事をしていたこと

たくさんの人に守られて仕事をしていたこと

 

 

そのことに自然と気が付いていきます。

 

 

自然と・・・です。

 

 

そうすると、

自然と感謝して仕事をしていることが増えます。

そして、想像力もどんどん溢れてきます。

 

 

すると自然と、

書類を提出する時には、

「こう提出した方が、読む相手や確認する相手が読みやすいかも」

と気が利くような提出の仕方になる。

 

 

ごみが溜まっていた時に、

「次に捨てる人が困るだろうから、自分がごみ箱を綺麗にしよう」

とごみ箱を綺麗にするようになる。

 

 

そうした日常の細かいところで、

勝手に気がつく人になり、気が利く人になる。

気が付いても行動してなければ、外側の世界は、あまり変わらないですが、

 

 

それは、外側を変えるためにではなく、

どんな自分で在りたいかという自分とのコミュニケーションで決めることです。

 

 

想像力が豊かになるほど世界は広がり、

感謝する世界に自然と広がっていく

 

 

そうすると、

勝手に自然と評価されていくのです。

 

 

さきほど挙げたような細かいところを、

見ている人は見ているのです。

 

 

実際、私も上司という立場になってきていて、

部下をどういうところで見るかというと、

仕事(スキル)ができるできないよりも、

 

 

どういう姿勢で仕事をしているか

 

 

の方を見ています。

そして、その仕事に対する姿勢に伸びしろがある人の方が、

スキルも自然とついていくのです。

 

 

 

感謝がベースにある

 

 

というのは、

 

 

自分の世界だけで物事を見ない姿勢

傲慢にならない姿勢

 

 

が、自然と感謝を生み出す

 

 

という意味で今回は表現してみました。

 

 

 

ひょっとしたら自分が知らない事情や考えがあるのかもしれない

 

 

 

その視点をもつことで、

仕事以外の場面でも、安易に不平不満を外側にぶつけずに、

自分に潜る材料にして、

自分の世界を広げることができると思います。