2024年4月7日に辻惟雄「奇想の系譜 又兵衛-国芳」を読了しました照れ


幽霊絵師火狂の流れで。

奇想の絵師が好きで、本で取り上げている絵師の展覧会によく行くのに、本当にこういう本があったとは知りませんでした。


岩佐又兵衛と言えば、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」でもちらりと話が出てきた、荒木村重の息子なんですよね。

狩野山雪は、桃山画壇四巨匠の1人(他は狩野永徳、長谷川等伯、海北友松)。妙心寺天球院の障壁画や襖絵を見たと思いますが、泉涌寺で舎利殿に触れているのに「雲龍図」は出てこず。

伊藤若冲はいっときハマっており、西福寺の「群鶏図襖絵」、信行寺天井画「彩色花卉図」、相国寺は見に行きました。

曾我蕭白は、この本の表紙にもなっている「雲龍図襖」は好きですが、概ね好みではない。さすがに、ちょっと、イキすぎな気が…。

長沢蘆雪は、作品を見に和歌山は串本の無量寺まで行きました。私は結構、好きですおねがい

歌川国芳は「歌川国芳猫づくしにもある通り大の猫好きで、猫が描かれた可愛らしい作品もあります。

あと、国芳の冒頭に絵金、最後に月岡芳年が登場して、嬉しいラブ

私は特に、絵金を推してます。おススメ!!!