2024年3月24日、「HOPE」を観てきました照れ


元タカラヅカの水夏希以外は知らない人でしたが、宮原浩暢はLE VELVETSの人でした(佐藤隆紀しか知らなかった)。

井上花菜ちゃんがめちゃくちゃ歌うまさんで、秋沢健太朗くんも初めこそちょっと固かった感じがしたものの、途中から伸びやかな声で。

あと、百名ヒロキくんも良かったです。


カフカの遺稿を巡る実話がモチーフの法廷劇とのことですが、公式サイトのあらすじとは結構、印象が違ったような…。

出版もできない程度の作家 ヨーゼフ・クラインの作品に惚れ込んでいるベルトは、ヨーゼフから託された遺稿を守るため、HOPEの母マリーに預ける。

しかし、HOPEとマリーはユダヤ人収容所に送られ、精神を病んだマリーは遺稿をただただ抱えるしかせず、HOPEは時に同胞を裏切りながら母と遺稿を守る。

戦争が終わり、マリーはベルトと再会するが、ベルトは家族の元へと去り、マリーは遺稿があればいつかベルトが戻ってくると現実逃避してテントに引きこもる。

HOPEは内戦の最中に出会ったカデルと恋に落ちるが、カデルは遺稿の半分をオークションで売り、得た金を持って1人で行方をくらます。

失意の中、HOPEはテントを飛び出すが、ロクでもない男に出会っては捨てられることを繰り返しつつ、結局、テントに戻って来たが、マリーは遺稿を残して死んでしまう。

ベルトは遺稿を国立図書館に寄贈すると遺言に残していたが、HOPEはマリーから引き継いだ遺稿だと主張し、実に30年の長きに渡り裁判が続いていた。

そして今日、遂に、HOPEは遺稿を手放し、自分を取り戻す。


…こう書くと、悪くはなさそうですが、突っ込みどころ満載すぎて、作品としては残念ながらビミョーでした。


公式サイトより拝借しました