2024年2月16日、「大誘拐〜四人で大スペクタクル〜」を観てきました照れ


中山優馬くんが出演するので、観ることに。なんと、デビュー曲を歌って踊ってくれました〜ラブ

他は白石加代子、風間杜夫、柴田理恵。

4人とも、メインではない役をいくつも兼ねているのですが、風間さんと柴田さんは特に数が多く、柴田さんはなんと、18歳の少女からお爺さん寄りのおじさんまで!

風間さんは、頼りなさげな手下2人もあれば大貫禄の県警の本部長まで。あと、韓国語で歌も披露とはびっくりしました。

白石さんは、可愛いお婆ちゃまから大迫力の刀自まで、役はひとつでも時々の感情に合わせた表現の幅が広い!

本当にね、めちゃくちゃ芸達者なお三方でした。

そして、芸達者の3人に囲まれて、優馬くん、大奮闘していました。


ずっと面白かったのですが、最後の最後に、とし子刀自がどんな気持ちで、健次の誘拐を利用しようと考えたのか知った時、泣きそうになりました。

息子の1人は南方の激戦地で戦死。

娘の1人は軍需工場で勤労奉仕中の空爆で、人を逃がしている内に逃げ遅れて死亡。

息子のもう1人は終戦の前日に特攻で戦死。

大切なものをお国に奪われ続け、自分が死んだら、先祖代々守り育ててきた山・森林を、何もしなかった国にまたくれてやることになる。そんなこと、絶対に嫌だ!!!

そこにやってきたのが、健次たち誘拐グループ。

自身の資産価値も税制もしっかり理解した上で、100億円の身代金を要求する筋書きを準備して、まんまと国を出し抜く。

この背景を知って、改めて原作を読んでみたくなりました。

ヘリの操縦士、もしかして戦死した息子の部下なんではないだろうかと思ったのですが、読んだら分かるかな??


あ、あと、とし子刀自が健次との出会いを覚えていたことが嬉しかったです。

この後、健次はどんな風に化けていくのかな。

今後の健次も観てみたい照れ



原作の発売元からお花!